子どもが生き生きとする授業スタイル-5-
森竹高裕氏の実践を紹介する第5弾。
■E:表現する
34 お店屋さん
お店を作ってお客さんを招待する。
例:2年生活科「秋みつけをしよう」1年生を招待しよう:秋の素材を使っておもちゃをつくり、誰かに来て遊んでもらう。
各学年算数「計算単元」計算お店屋さん:文章問題を作り、問題を出す人解く人に分かれて活動をする。
※ ごっこ学習です。シミュレーション学習でもあります。
35 発表会
調べたことや練習したことを発表する。
例:体育「器械運動」:マット、とびばこの連続技の発表会をしよう。
総合「発表会」:発表会をして調べたことをたくさんの人に聞いてもらおう。
※ 新しい指導要領では、思考・判断したことを言葉で表現することを求められています。
36 暗誦
詩を黒板に書き、一度読むごとに少しずつ消していく。5~6回後は、全く見ないで読めるように覚える。
例:国語「詩」:一度読むごとに少しずつ詩を消していきます。それでも読めますか。
※ 暗誦は優れた脳トレです。名文や百人一首など、子どもにはたくさん覚えさせたいものです。
37 群読
役割を決めて詩文を読む。研究授業の直前など気持ちが高揚し効果的。
例:国語「あめ」“あめはざんざかぼくらをたたく”の詩
※ 国語力というよりも、学級づくりに役立ちます。
38 見て写す
見本を示し、そっくりそのまま写させる。
例:国語「作文」:うつしまるくん。そっくりそのまま写しなさい。
図工「有名人の絵」:有名な作家の絵を模写する。
※ 国語の基礎として重要です。
書写や図工などの技能を高めるには、真似ることが基本です。
39 ゲストティーチャー
その道の専門家を招いて、その人から話を聞く。
例:6年理科「大地の変化」地層のできかた:ジーベック(株)の方を招いてボーリング調査をしてもらおう。
総合「水生生物調査」:国土交通省安倍川河川事務所を招いて水生生物調査をしよう。
※ 今では一般的になりました。総合の時間数削減で、難しくなりつつありますが・・・。
40 地図にあらわす
授業で扱ったものがどこのものなのか、地図にプロットする。
例:3年社会「スーパーマーケット」品物はどこから:売られている品物の産地を調べ、日本地図にシールを貼っていく。
4年社会「県の学習」静岡県の特産品:MYしずおか日本一は、静岡県のどこか地図に書き込もう。
※ 学習成果の見える化です。増えれば増えるほど、学習意欲が高まるのが特長です。
41 色を塗る
色塗りをすることで、子どもの内部情報を高めハテナを生む。
例:6年社会「歴史」縄文時代のくらし:縄文時代のイラストに色をつける。色塗後、季節はいつですか。
4年社会「昔のくらし」昔のくらしのようす:昔のくらしのようすに色をつける。ハテナを見つけよう。
※ 実は、これも思考の見える化です。色を決めるというのは、高度な思考作業が必要です。
42 マンガであらわす
目に見えにくいもの、流れの分かりにくいものをマンガであらわす。
例:4年理科「空気」:ピストンの中で押し縮められた空気はどうなっているか絵を描こう。
国語「作文領域」:作文に書きたいことを4こまマンガで描いてみよう。
※ 思考の見える化のひとつ。
43 製作、創造する
ものづくり。
例:図工「工作領域」:画用紙、ダンボール、アルミ缶など単一素材を材料に作品を作る。
2年生活科「秋の自然に親しもう」:秋のお店屋さんをひらこう。
※ 「ものづくり」とは、思考し表現することです。
44 模型をつくる
形づくりを通してそのものへの理解を深める。
例:3年理科「昆虫」:本物そっくりに昆虫を作ろう。
図工「工作領域」:ダンボールや画用紙で作品をつくろう。
※ 模型を研究しているグループもあります。
45 数値で表す
成長を表す度合いを数値で表し、目標の回数を設定する。
例:体育「縄とび」:8の字跳びが3分間で何回できるか。
算数「百ます計算」:量の決まった計算問題を何分何秒でこなせるか。
4年社会「水道」:学校にはじゃ口、便器がいくつあるか。数えてみよう。
※ 数字は意欲付けになります。数字を上手く使える教師は子どもの心理をくすぐることができる教師です。
出典 MM小学1518より
子どもが生き生きとする授業スタイル-1-
子どもが生き生きとする授業スタイル-2-
子どもが生き生きとする授業スタイル-3-
子どもが生き生きとする授業スタイル-4-
子どもが生き生きとする授業スタイル-5-
子どもが生き生きとする授業スタイル-6-
森竹高裕氏の実践を紹介する第5弾。
■E:表現する
34 お店屋さん
お店を作ってお客さんを招待する。
例:2年生活科「秋みつけをしよう」1年生を招待しよう:秋の素材を使っておもちゃをつくり、誰かに来て遊んでもらう。
各学年算数「計算単元」計算お店屋さん:文章問題を作り、問題を出す人解く人に分かれて活動をする。
※ ごっこ学習です。シミュレーション学習でもあります。
35 発表会
調べたことや練習したことを発表する。
例:体育「器械運動」:マット、とびばこの連続技の発表会をしよう。
総合「発表会」:発表会をして調べたことをたくさんの人に聞いてもらおう。
※ 新しい指導要領では、思考・判断したことを言葉で表現することを求められています。
36 暗誦
詩を黒板に書き、一度読むごとに少しずつ消していく。5~6回後は、全く見ないで読めるように覚える。
例:国語「詩」:一度読むごとに少しずつ詩を消していきます。それでも読めますか。
※ 暗誦は優れた脳トレです。名文や百人一首など、子どもにはたくさん覚えさせたいものです。
37 群読
役割を決めて詩文を読む。研究授業の直前など気持ちが高揚し効果的。
例:国語「あめ」“あめはざんざかぼくらをたたく”の詩
※ 国語力というよりも、学級づくりに役立ちます。
38 見て写す
見本を示し、そっくりそのまま写させる。
例:国語「作文」:うつしまるくん。そっくりそのまま写しなさい。
図工「有名人の絵」:有名な作家の絵を模写する。
※ 国語の基礎として重要です。
書写や図工などの技能を高めるには、真似ることが基本です。
39 ゲストティーチャー
その道の専門家を招いて、その人から話を聞く。
例:6年理科「大地の変化」地層のできかた:ジーベック(株)の方を招いてボーリング調査をしてもらおう。
総合「水生生物調査」:国土交通省安倍川河川事務所を招いて水生生物調査をしよう。
※ 今では一般的になりました。総合の時間数削減で、難しくなりつつありますが・・・。
40 地図にあらわす
授業で扱ったものがどこのものなのか、地図にプロットする。
例:3年社会「スーパーマーケット」品物はどこから:売られている品物の産地を調べ、日本地図にシールを貼っていく。
4年社会「県の学習」静岡県の特産品:MYしずおか日本一は、静岡県のどこか地図に書き込もう。
※ 学習成果の見える化です。増えれば増えるほど、学習意欲が高まるのが特長です。
41 色を塗る
色塗りをすることで、子どもの内部情報を高めハテナを生む。
例:6年社会「歴史」縄文時代のくらし:縄文時代のイラストに色をつける。色塗後、季節はいつですか。
4年社会「昔のくらし」昔のくらしのようす:昔のくらしのようすに色をつける。ハテナを見つけよう。
※ 実は、これも思考の見える化です。色を決めるというのは、高度な思考作業が必要です。
42 マンガであらわす
目に見えにくいもの、流れの分かりにくいものをマンガであらわす。
例:4年理科「空気」:ピストンの中で押し縮められた空気はどうなっているか絵を描こう。
国語「作文領域」:作文に書きたいことを4こまマンガで描いてみよう。
※ 思考の見える化のひとつ。
43 製作、創造する
ものづくり。
例:図工「工作領域」:画用紙、ダンボール、アルミ缶など単一素材を材料に作品を作る。
2年生活科「秋の自然に親しもう」:秋のお店屋さんをひらこう。
※ 「ものづくり」とは、思考し表現することです。
44 模型をつくる
形づくりを通してそのものへの理解を深める。
例:3年理科「昆虫」:本物そっくりに昆虫を作ろう。
図工「工作領域」:ダンボールや画用紙で作品をつくろう。
※ 模型を研究しているグループもあります。
45 数値で表す
成長を表す度合いを数値で表し、目標の回数を設定する。
例:体育「縄とび」:8の字跳びが3分間で何回できるか。
算数「百ます計算」:量の決まった計算問題を何分何秒でこなせるか。
4年社会「水道」:学校にはじゃ口、便器がいくつあるか。数えてみよう。
※ 数字は意欲付けになります。数字を上手く使える教師は子どもの心理をくすぐることができる教師です。
出典 MM小学1518より
子どもが生き生きとする授業スタイル-1-
子どもが生き生きとする授業スタイル-2-
子どもが生き生きとする授業スタイル-3-
子どもが生き生きとする授業スタイル-4-
子どもが生き生きとする授業スタイル-5-
子どもが生き生きとする授業スタイル-6-