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世界の死刑執行国1割に減少、執行数は増 中国は数千人か

2012-03-29 06:40:21 | ニュース・時事問題
世界の死刑執行国1割に減少、執行数は増 中国は数千人か


CNNニュースです。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、世界の死刑執行状況に関する2011年の年次報告書を発表しました。

http://www.cnn.co.jp/world/30006051.htmlより一部引用します。

同年に死刑を執行した国は20カ国となり、世界全体の10%に減少したと明らかにした。しかしこの20カ国での執行数は急増しているという。

報告書によると、11年は世界で少なくとも676人の死刑が執行され、年末の時点で死刑囚の数は1万8750人だった。

地域別にみると、死刑執行数は特に中東各国で前年比50%の急増となった。また、中国では数千人の死刑が執行されたとの見方を示し、同国の公式統計に基づく数字は「実際の数よりも大幅に低く抑えられている公算が大きい」として公表しなかった。

主要8カ国の中で同年死刑を執行したのは、米国のみで43人だった。

死刑を言い渡される原因となった「犯罪」には、イランの姦通罪や同性間の性交罪、パキスタンの神に対する冒涜(ぼうとく)罪などが含まれ、約10カ国では麻薬関連の罪で死刑が言い渡されている。アムネスティはこうしたケースについて、多くは国際標準に照らして公正な裁判が行われず、拷問などの手段で自白を強要されている場合もあると指摘した。
(以下略)


死刑の基準が国によってバラバラであり、「人権」のとらえが大きく異なっています。
死刑の是非以前に、人権の考え方を国際間ですりあわせる努力が必要かもしれません。



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