goo blog サービス終了のお知らせ 

あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

週刊 日本の100人 第56号 福島正則

2019-09-05 05:17:02 | 歴史関連情報
週刊日本の100人 福島正則

シリーズ第56号は福島正則です。



福島正則も戦国を代表する武将の一人で、私が個人的に好きな人です。

尾張は海部の出身で、秀吉と従兄弟のため、幼少より秀吉に仕えた子飼いの武将です。
賤ヶ岳七本槍(他に 加藤清正・加藤嘉明・平野長泰・脇坂安治・糟屋武則・片桐且元)のひとりとしても有名です。

秀吉の又従兄弟である加藤清正と何かと比較され、清正を関羽、福島正則を張飛に例えることがありますが、何となくわかります。

武断派の代表格として石田三成と対立し、関ヶ原の戦いでは東軍主力の一角を担います。
このあたりの駆け引きは、関ヶ原シリーズでコメントしましたのでここでは略します。

悪く言えば豊臣を売って徳川に付いたことになりますが、結果的に安芸・備後に50万石近い大領を得ます。

名古屋城築城の際は、堀川を掘削しています。

しかし、元和5年、広島城の修理が武家諸法度違反に問われ、高井郡と越後国魚沼郡の4万5,000石(高井野藩)へ減封・転封されます。
徳川幕府の外様弾圧策と考えられています。

高井野藩での様子が書かれています。
これまでの生き様と対照的な静かな末期です。
http://www1.ocn.ne.jp/~oomi/tokusyu19.htm


本誌の内容です。

■特集
福島正則
 汝等は知らずや、士の墓所は戦場にあるなり

■ライフ&タイム
一途に主家を見守った武断派筆頭の63年
 秀吉子飼いとしての活躍/槍一本で大名へ
 関ヶ原に向けての決断/辣腕を振るった広島統治
 戦国時代の終焉とともに眠る

■ヒューマンエピソード
子供のように純真で酒に目がない恐妻家

■クローズアップ
豊臣恩顧の大大名の最後 正則改易の真相を探る

■人物スクランブル
福島正則 人物相関図
 石田三成/淀殿/加藤清正/黒田長政

■後世への遺産
 酒、畳表、水運開発……堅実で開明的な国づくり

■評伝アラカルト
 福島正則考
  池波正太郎/瀬川秀雄/童門冬二
  松本清張/新井白石/井沢元彦

■ビジュアル人物事典
 高島秋帆/高杉晋作/高田早苗/高田屋嘉兵衛
 高野長英/高橋是清/高橋泥舟/高浜虚子

■日本の100人ミュージアム

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。