日本史事典.comより【荘園制とは】わかりやすく解説!!日本史における意味や歴史(起源・崩壊)などを紹介します。
目次です。
- 1 荘園とは
- 2 荘園の起源
- ①古代日本の土地所有
- ②律令国家の形成
- ③税収の確保
- ④私有地の拡大
- 3 荘園の発達
- ①寄進地系荘園
- ②特別な権利
- 4 荘園と公領
- ①政治の乱れと荘園の集中
- ②荘園公領制
- 5 荘園管理
- ①課税の変化
- ②管理者の名称
- 6 鎌倉期の荘園
- ①武士の台頭
- ②鎌倉幕府と荘園
- 7 室町期の荘園
- ①悪党と守護大名
- ②村の自治
- 8 荘園制の崩壊
- ①戦国時代の荘園
- ②太閤検地
- 9 まとめ
- 2 荘園の起源
荘園を知ることは、土地=財産は誰のものかを知ること。
わかりにくい場合は、
をおすすめします。
まとめを見てみましょう。
・古代の土地はすべて国のものであり、賃料として税が課せられていた。
・税収増加を期待した新規開墾事業により、私有地が認められ、そこで発生したのが荘園。
・初期荘園の形態【墾田地系荘園】→有力貴族が自力で開墾または開墾地の買収。
・税負担の軽減目的【寄進地系荘園】→虎の威を借るキツネ作戦。
・寄進地系「荘園」が増加、公領との土地支配【荘園公領制】。
・幕府の成立から、巧妙な手段で土地支配が武士に成り代わり。
・戦国期にかけて武士の横領や農民の自立などから「荘園制」の崩壊が加速した。
・秀吉が土地所有権の見直し【太閤検地】を実施し、荘園制終了。
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