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日本のマンガは近年なぜ「わいせつで暴力的」に?/チャイナネット

2012-05-22 06:12:06 | 日本を見つめる世界の目
日本のマンガは近年なぜ「わいせつで暴力的」に?


中国紙が日本の漫画文化の衰退を心配しています。

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2012-05/21/content_25433702.htm

近年、日本のマンガが「いやらし過ぎる、暴力的過ぎる」との指摘を受けている。それは何故か。マンガ市場のバブルと無秩序によって発生したことではないだろうか。

日本はずっと世界的に有名なマンガ大国であり、日本国民もその事を誇りに思っていた。しかし、近年、日本のマンガは益々多くなり、新作が出るスピードもどんどん速くなっており、性的描写や暴力的な表現が多いマンガが主力商品となった。これが教育学者らの反感を買い、青少年に不適切な漫画は「有害マンガ」とされた。

1980年代、90年代、『ドラゴンボール』、『スラムダンク』、『名探偵コナン』などの漫画作品は「友情、努力、勝利」などをテーマとしていた。積極的に上を目指すことの価値観をアピールする事が、世界で大きな支持を獲得した。現在、日本の最も代表的なマンガ雑誌である『少年ジャンプ』には、毎回のように、人が死ぬシーンやわいせつなシーンがあり、半数以上の作品が暴力的でスケベな内容である。一方、『少年サンデー』、『少年マガジン』などは純粋で、ジャンプのようなきわどい作品がないために赤字状態だ。2010年、東京都の『青少年健全育成条例』が改正され、マンガで過激な暴力シーンや卑猥なシーンを描くことは禁止された。しかし、マンガ愛好家たちは従っているようで、実は従っておらず、結局は政府も見てみぬふりをするしかなくなった。

( 中 略 )

マンガは、かつて、日本の最も美しい「名刺」の一枚だったが、今では暴力とわいせつさが日本マンガの方向性となっている。この調子では、日本のマンガは二度と戻れない道へと進んで行ってしまい、何代にも渡って苦労して築き上げてきたマンガ産業が全て崩壊してしまう可能性がある。


理由として、次の3点を挙げています。

 悪質な競争

 読者の「審美疲労」

 業界の「利益」優先

この筆者は、日本の漫画に愛情を感じています。
中国から心配されている日本の漫画業界。

日本ではあまり問題になっていないことが問題なのです。

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