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2月1日の社説は・・・

2017-02-01 05:49:37 | 社説を読む
毎朝トランプ関連が並びます。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 国産機MRJ 開発体制を立て直せ
・ 春闘本格化 ベアで不透明さ払拭を

読売新聞
・ 米政権VS報道 「もう一つの事実」はあり得ぬ(2017年02月01日)
・ 東芝巨額損失 原発出直しの覚悟が問われる(2017年02月01日)
  
毎日新聞
・ 視点・トランプ時代/7 民主政治の危機 米議会は何をしている=論説委員・与良正男
・ 日米自動車貿易 理不尽な批判に対抗を

日本経済新聞
・ 脱デフレの長期戦に細心の目配り保て
・ 需要創造に挑むタクシー業界

産経新聞
・ 米入国拒否 「三権」駆使し暴走止めよ
・ 410円タクシー 利用者本位の競争促進を

中日新聞
・ 移民・難民排斥 世界に争いの種まくな
・ 仏像盗難判決 条約に従い対馬に返せ

※ 今日もトランプが多数を占めました。

毎日です。
「トランプ氏は先週、「日本は米国車を日本で売れないようにしているのに、日本車を船に何十万台も積んで米国に売ろうとする」と述べた。

 「米国第一」を掲げるトランプ氏は、日本の閉鎖的な市場と対米輸出攻勢が米自動車産業の衰退と雇用喪失を招いたと言いたいのだろう。しかし、明らかに誤った認識だ。

 日米の自動車貿易は摩擦が激しかった1980~90年代から状況が一変した。2015年の対米輸出は160万台とピーク時の半分以下に減った。

 日本メーカーが米国で工場を建設し、現地での生産を進めたためだ。15年の現地生産は380万台超と30年前の10倍以上だ。関連の雇用も150万人を創出している。

 日本市場が閉鎖的という主張も一方的だ。乗用車の輸入関税は、米国の2・5%に対し、日本はゼロだ。

 日本市場で米国車と同じ条件のドイツ車は販売を伸ばしている。日本市場で輸入車が占めるシェア(軽自動車除く)は16年に9%台と4年連続で過去最高を更新した。輸入車の上位は、ほとんどがドイツ車だ。

 米国車が日本に浸透しないのは、燃費性能が良くなかったり、大型車が日本の道路事情になじまなかったりするなど、日本で売れる努力を十分してこなかったためではないか。」

「首脳会談にあたって、首相は「言うべきことは言う」と述べている。一方的な要求を突きつけられても応じない姿勢で臨むべきだ。」

その通りです。


中日です。
「 これが、自由と人権尊重を標ぼうする国のやることか。トランプ米大統領が打ち出した中東・アフリカ七カ国の国民締め出しとメキシコ国境の壁建設だ。世界に争いの種をまく暴挙でしかない。

 世界中で抗議行動が巻き起こっている。トランプ氏は移民・難民の入国規制を「イスラム教徒の入国禁止ではない」と釈明するが、反イスラムを公言してきた人物だ。信用できない。

 米国はテロとの戦いにあたり、少なくともイスラム世界との「文明の衝突」にならないよう配慮してきた。

 逆にトランプ氏のやり方はイスラム世界の反発を招き、「イスラム国」(IS)など過激派勢力を利するだけだ。世界の分断を進め不安定化させる。米国でも人種対立が深まるだろう。

 米国内だけでなく国際社会も撤回を求めているのは喜ばしい。安倍首相もその輪に入って声を上げるべきだ。」

トランプはともかく、周囲の人も、世界をめちゃくちゃにしていることがわかっていないのでしょうか。

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