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10月22日の社説は・・・

2014-10-22 05:18:06 | 社説を読む
テーマは分かれるか・・・

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 普天間問題―「運用停止」の空手形
・ 道徳の教科化―多様な価値観育つのか

読売新聞
・ 米軍基地新協定 環境面で地元負担を軽減せよ(2014年10月22日)
・ 火力発電提携 料金値下げにもつなげたい(2014年10月22日)
 
毎日新聞
・ 拉致問題で訪朝 調査の進展につなげよ NEW (2014年10月22日)
・ 介護報酬改定 人材確保を最優先に (2014年10月22日)

日本経済新聞
・ 公的年金運用の信頼高める改革を急げ
・ 一段と減速した中国の景気

産経新聞
・ 拉致調査で訪朝 不調なら席を立つ覚悟で
・ 暴力の低年齢化 家庭のしつけが問われる
 
中日新聞
・ 再生エネ改革 送電網さえ整備すれば
・ 拉致調査で訪朝 情報確認を最優先に 

※ 普天間問題が2社、拉致問題が3社で、その他は分かれました。

ここでは、朝日を取り上げます。

「「道徳」が小中学校で子どもたちの学ぶ教科になる。中央教育審議会がきのう、その答申を文部科学相に出した。
 これまでは教科外の扱いだったが、早ければ18年度にも格上げされる。戦前の「修身」が軍国主義教育を担ったとして終戦の年に廃止されて以来、70年目の大きな転換となる。」

朝日の主張は
「教科にすることで多様な価値観が育つのか。かえって逆効果になりはしないか。その懸念をぬぐえない。」

これまでは、時として、道徳の授業が満足に行われていませんでした。
教科化によって、普通に行われることが最大の目標です。

「多様な価値観が育つのか」

道徳は、徳目主義といい、次の内容を教材を用いて教えます。


 ここから http://www.u-gakugei.ac.jp/~kokoro/komoku/index.html

多様な価値観を教えることになっているのです。

「「正直、誠実」「公正、公平、正義」などのキーワードの明示も考えられるとした。だが規範や徳目を詰め込むより、何が正直で何が正義かを考える授業であってこそ意味がある。」

もちろんです。 

「答申は情報モラルや生命倫理など現代の課題を扱うことや、対話や討論の授業も求めた。ぜひ進めてほしい。そうなると、シチズンシップ(市民性)教育や哲学に限りなく近づく。」

これもその通り。


まずは、社説を書いている論説委員に、現場の道徳の授業を見てほしいものです。

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