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授業を変え、視聴率を高める学級づくり-2-

2018-09-22 05:51:54 | 学級経営・学級づくり
授業実践フォーラムの授業実践講座「授業を支える学級経営」
 「授業を変え、視聴率を高める学級づくり」國學院大學栃木短期大学教授 後藤正人先生
のお話から考えさせられたことを紹介しています。



 例によって、土井の主観的な解釈が多数混じっているため、講師の後藤先生、およびフォーラムの主催者には一切の責任はありません。
 
3 授業と学級経営
(4)学級経営案

○ 学級経営案は学級づくりのグランドデザイン&マニフェスト
 
 ・ 学級経営案は校長のために書くものではありません。自分と子どもたちのために書くのです。
 ・ 学校教育目標をふまえましょう。当然ですね。
 ・ 子ども一人ひとりの実態を十分に把握しましょう。
 ・ 行動目標で示し、実現可能な具体的な手立てと達成時期を明確にしましょう。

○ 学級目標を設定しましょう。

 ・ 教師のねらいと子どもたちの願いをリンクさせましょう。

○ 振り返りと修正(評価)をしましょう

 ・ 毎年同じ経営案はあり得ません。
   子どもや保護者が変われば変わります。
   指導法の進歩もふまえ、点検、更新しましょう。

○ 教育には、説明責任と結果責任が伴います。

(5)学級経営を支える子ども理解

○ 子どもを信じ、そして知る。

 ・ そこから、子どもに対する愛情が生まれます。
 ・ 通知表の所見は互いに見合い、視点を広げましょう。
 ・ 目線は上司や保護者ではなく、子どもへ。

○ 子どもに夢を持たせる前に、子どもは担任の夢を知りたがっている。

 ・ 学級目標に込めた担任の熱い夢や願いを語りましょう。
 ・ 担任の夢と子主の願いを共有しましょう。

○ 子どもは、先生の意欲、愛情を見抜く名人です。

 ・ 子どもは、夢と活力、魅力ある先生を求めています。

《子どもへのかかわり》

○ 笑顔と健康は、最良の指導力です。

○ 休み時間の活用は・・・

 ・ じっくりと子どもと向き合うのは、授業の中でこそより重要です。
 ・ 何をすることで忙しくしているのかを自問自答してみましょう。

○ パソコンと向き合うより、子どもと向き合う時間を大切にしましょう。

○ 「君がいてくれてよかった」「君たちの担任になれてよかった」と、
 一人ひとりに向かって伝えていくことが大切です。
 ・ 「みんな」にではなく、「○○君」へ
 ・ 出会いの奇跡を、育ちの軌跡へ

○ 「君子固窮、小人窮此乱」
 ・ 孔子は、「君子はひどい苦しみに会っても自分の主義主張を守りとおす、とるに足らない者は困窮すればすなわち乱(みだ)れるや」と言っています。
   多忙、緊急時こそ、冷静・沈着でいられる担任の姿から子どもは安心感を得る。

○ かかわり上手になる秘策は・・・
 ・ 目立つ子ではなく、目立たない子どもの心の中をのぞき込む洞察力です。

             続きます。 

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