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『4日間集中講座 世界史を動かした思想家たちの格闘』

2018-11-18 05:52:22 | 哲学の窓
『4日間集中講座 世界史を動かした思想家たちの格闘 ~ソクラテスからニーチェまで~』を紹介します。


 何といっても、著者がいい!
 
 池上さんみたいにわかりやすいのですが、より深い。

 著者の茂木 誠さんは、駿台予備学校世界史科講師なのですが、その世界観はいたってノーマル。
 しかも、短い言葉で説明します。
 頭がいい。

 世界史、現代史、倫理社会まで対象としています。

 私のイチオシです。

amazonの内容紹介です。
内容紹介
もっと世界史が面白くなる、高校生からビジネスパーソンまで、必修特別ゼミ開講!

◯4日間集中講座
1日目「法と正義」・・法とは何か。正義とは何か。法と正義が矛盾した場合、どうしたらいいのか。人間は権力をどのようにコントロールしてきたか。そういうお話です。
2日目「戦争と平和」・・戦争の原因をめぐる2つの大きな対立軸を示し、戦争抑止の知恵としての国際法や、集団安全保障体制(国際連合)の成立まで説明します。
3日目「理性と感情」・・プラトンとデカルトという西洋哲学のスーパースターが登場します。(興味のある方は、ここから読み始めてもかまいません)
4日目は「『わたし』と世界」・・そもそも人間の意識とは何か?という究極の問いです。哲学と宗教、心理学の交差領域で、カント、キルケゴール、ニーチェが登場します。

今回の講座は、「思想や哲学」が世界史のなかでどのように生まれ、どのような役割を果たしてきたのか考えてみよう、というのが趣旨です。哲学の知識、世界史の知識がほとんどゼロの人でもついていけるように、毎回テーマを決めて、それについて思想家たちがどのような議論をしたのかを見ていきます。幸い、少人数のゼミ形式ですので、講義中でもどんどん質問、ツッコミを入れてください。みなさんとの対話で、議論が深まることを楽しみにしています。(「はじめに」より)
 
 
目次です。
第1講 法と正義(アイヒマンは有罪か?
 「人権」の本当の意味 ほか)

第2講 戦争と平和(古代ギリシア・ローマの戦争観
 「正戦」思想の時代―十字軍から大航海時代まで ほか)

第3講 理性と感情(知性と理性
 デカルトの衝撃 ほか)

第4講 「わたし」と世界(「わたし」とはどこまでか?
 二元論を超えたカント哲学 ほか)


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