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1月24日の社説は・・・

2015-01-24 05:21:01 | 社説を読む
EUが金融緩和に入ります。
白鳳の優勝を取り上げる社があるかも・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 欧州経済―緩和策だけでは不十分 
・ 訪日観光客―地元の魅力を見直そう

読売新聞
・ 邦人人質事件 解放へあらゆる手段を尽くせ(2015年01月24日)
・ 白鵬33度目優勝 大相撲史に名を刻む偉業だ(2015年01月24日)

毎日新聞
・ 欧州も量的緩和 不安抱えた歴史的決定
・ 白鵬優勝33回 「大鵬超え」を祝福する

日本経済新聞
・ ECB量的緩和が政府に迫る構造改革
・ 英との安保協力をさらに前へ
 
産経新聞
・ 介護職の不足 外国人頼みには限界ある
・ 欧州の量的緩和 金融だけで再生図れない
 
中日新聞
・ 日本人人質 救出へ向けて粘り強く
・ 欧州量的緩和 「日本化」は防げるのか

※ 読売以外は、全社が欧州の量的緩和を取り上げました。

 読売、毎日は、白鵬の優勝を取り上げています。

読売は、親方の国籍を問題にしています。
「3横綱全員がモンゴル国籍という現状の中、技量に優れた横綱が引退後、帰化せずに角界を去れば、貴重な指導者を失うことになる。功績が大きい横綱には、国籍を問わず一代年寄を与えるなど、柔軟な対応も検討すべきだろう。」

毎日は、その考え方を絶賛しています。
「白鵬ほど角界を支えた先人たちに敬意の念を抱き、大相撲の歴史を学んでいる力士も珍しい。

 横綱・双葉山の連勝記録「69」に迫っていた10年九州場所の直前、大分県宇佐市の生家に足を運び、恩返しを誓った。昨年の九州場所の優勝インタビューでは明治の元勲・大久保利通が明治天皇とともに、まげを結う大相撲の伝統文化を守ったことに触れた。ファンも知らない逸話を異国出身の横綱が披露したことに多くの人が驚き、感銘を受けた。出身国を問う意味はもはやない。」


日経にしては珍しい視点の社説を載せました。
「日米同盟という安全保障協力の「線」を、どう面に広げていくか。周辺の安保環境が厳しくなるなか、日本にとって待ったなしの課題になっている。
 そんな視点から、日本は英国と外務・防衛担当閣僚級協議(2プラス2)の枠組みを発足させ、初会合をロンドンで開いた。ともに米国の同盟国である日英の協力は、互いの利益になる。」

まるで産経のような書き方です。
しかし、この後が日経です。

「有望分野のひとつが、防衛装備品の研究や開発だ。両国はすでに化学防護服の性能評価で協力しているが、新たに空対空ミサイルの共同研究を探ることにした。英側は自衛隊の最新鋭哨戒機「P1」にも関心を示した。
 友好国との装備品の共同研究や開発が広がれば、日本の調達コストを引き下げることができる。」

常に経済的な視点がベースにあります。


朝日です。
「日本を14年に訪れた外国人が1340万人に達した。初めて1千万人を超えた前年より3割増だ。円安を追い風に観光客の伸びが著しく、政府が掲げる「20年に2千万人」という目標の達成が視野に入ってきた。

 経済効果は大きい。外国人が滞在中に落としたお金は昨年1年間で推計約2兆円。「日本人1人の平均的な年間消費を、外国人10人足らずの来日でまかなえる」という試算もあり、「外国人抜きには地域も企業も成り立たない」との声が漏れる。」

計算してみましょう。

 2兆円 ÷ 1340万 = 約149254円

 何と、1人平均15万円の消費をしているのです。

「ビザの緩和や消費を促す税制の見直し、無料で使える無線通信網の充実と手軽に泊まれる宿泊施設の確保……。さまざまな取り組みが進む。安全・安心を守ることは大前提だが、官民でさらに知恵を絞ってほしい。」

 その通りです。   

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