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12月31日の社説は・・・

2016-12-31 05:40:29 | 社説を読む
いよいよ2016年(平成28年)も最終日。
各社はどうまとめるのでしょうか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ ニッポン2016年 このまま流されますか

読売新聞
・ 給付型奨学金 学ぶ意欲ある若者への支援に(2016年12月31日)
・ キトラ壁画修復 史跡の新たな活用法を示した(2016年12月31日)
  
毎日新聞
・ 5年目の安倍政権 アベノミクス 的は外れツケが増えた
・ 5年目の安倍政権 首相の姿勢 寛容さを国内政治にも

日本経済新聞
・ 株価に映った不確実性への備えを

産経新聞
・ 回顧2016 協調と和解の失速止めよ 「予想外」にたじろがぬ結束を

中日新聞
・ 被爆国の気概がある 大みそかに考える

※ 

朝日はいろいろな言葉を挙げ、
「それぞれの「言葉」が、ニッポンのありのままの姿を映している。だから聞き流すまい。立ち止まって受け止めよう。

 このまま来年も流されてしまわぬように。」
と締めました。


読売は普段と変わらず。


毎日は安部政権を、経済・政治の両面から総括しています。
「「経済を、取り戻す。」--。そう公約し、今の安倍政権は誕生した。それから丸4年。あの時の約束はどうなったのだろう。」

「激動が続く欧米や韓国と比べれば、今年の日本政治は安定していたといえるかもしれない。今月、安倍晋三首相が政権に復帰してから5年目に入り、「自民党1強」体制はさらに強固になったように見える。だが数々の課題が浮き彫りになった1年だったことも忘れてはならない。」


日経は株価でふりかえっています。
「株価は経済の先行きを映す鏡だ。2016年の株式市場は景気回復の期待と政治混迷への不安との間で揺れた。政府も企業も環境の急変への備えは十分か、いま一度点検しつつ新年を迎えたい。

 大納会の30日、日経平均株価の終値は1万9114円37銭と15年末に比べ80円66銭高い水準だった。暦年での日経平均の上昇は12年から5年連続で、バブル崩壊後では最長となった。」


産経は反グローバリズムを戒めています。
「「予想外」「番狂わせ」の文字がメディアに躍った。英国や米国などで、協調や統合路線、寛容な政策にノーを突きつける民意が示された。いわゆる反既存政治、反グローバリズムの旋風が吹き荒れた一年だった。

 一連の民意の“勝者”に共通するのは、排外的で自国第一の姿勢だ。しかし、各国が自国の利益のみを優先し続ければ、衝突に至ることは歴史が示す通りである。

 統合、協調、グローバル化に向かってきた国際社会の結束の乱れは、けっして有益ではない。」


中日はガンジーの言葉を引用しています。
「マハトマ・ガンジーが日本への原爆投下の約一年後、公表した論考『原爆と非暴力』の一節から。その要約です。

 <原爆がもたらした最大の悲劇から正しく引き出される教訓は、暴力が対抗的な暴力によっては打破できないように、原爆も原爆の対抗によって滅ぼされることはないということだ。人類は非暴力によってのみ暴力から脱出せねばならない。憎悪は愛によってのみ克服される。対抗的な憎悪は、ただ憎悪を深めるのみである>」

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