《 知識を記憶する;6 》
「漢字ドリル」「計算ドリル」この言葉に、懐かしい響きがしませんか?
ドリルとは、物に穴をあけるためのあの回転する工具ですが、それが転じて、知識・技能を習得するための反復練習、または反復練習による指導法を指すようになりました。
記憶は反復なのです。
私も、暗記の基本はドリルだと思っています。
ここでポイント。
答えが見えるもので練習しても、暗記したとは言えません。
暗記した気になっているだけで、本当に覚えたかどうかが確認できないからです。
ぜひ、答えが見えない、でもすぐに確認できるドリルを作りましょう。
たとえば、英単語なら、暗記用の目隠しシートをつかって、意味を隠しながら言っていく。
歴史なら、重要語を虫食い状態にして、別の欄に答えを書いておく。
赤字で書いて赤い下敷きで字を見えなくするのも一つの方法でしょう。
何でもいいのです。
自分に合ったやり方を工夫してみてください。