あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

ホフマン物語

2010-09-25 06:18:44 | 音楽雑感&関連サイト
DVDオペラコレクション23巻は、オッフェンバックの『ホフマン物語』です。



『ホフマン物語』(Les Contes d'Hoffmann)は、フランスの作曲家ジャック・オッフェンバックの遺作です。

オッフェンバックといえば、運動会の定番「天国と地獄」の作曲家として有名です。
オペレッタの鬼才といわれていますが、オペラはこの一作のみです。

ドイツ・ロマン派の詩人E.T.A.ホフマンの小説から3つの物語を用いてジュール・バルビエとミシェル・カレが台本を書きました。

あらすじは、主人公ホフマンが、歌う人形のオランピア、瀕死の歌姫アントーニア、ヴェネツィアの娼婦ジュリエッタと、1作に3作+1の恋物語を織り込んだオムニバス作品です。

未完のまま作曲家が死去したことや、自筆譜が失われたりしたこともあって、数多くの版があり、謎の多い作品とされています。

その分、いろいろなバージョンが可能で、創意工夫のしがいのある作品です。

「ホフマンの舟歌」は有名ですが、ランカトーレ演じる人形オランピアの熱演も見物です。

見所の多い楽しい作品として、お薦めです。

作曲:ジャック・オッフェンバック
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ロバート・カーセン
演奏:パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
出演:ホフマン…ニール・シコフ(テノール)
リンドルフ、コッペリウス、ミラクル博士、ダッペルトゥット…ブリン・ターフェル(バリトン)
オランピア…デジレー・ランカトーレ(ソプラノ)
アントニア…ルース・アン・スウェンソン(ソプラノ)
ジュリエッタ…ベアトリス・ユリア=モンゾン(メゾ・ソプラノ)
収録場所:パリ・オペラ座(オペラ・バスティーユ)《2002年収録》
収録時間:約2時間53分(2枚組)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。