週刊 仏教を歩く[改訂版]21号 は 覚鑁 です。
覚鑁(かくばん 1095月-1144年)は、平安時代後期に活躍した真言宗の高僧で、真言宗中興の祖です。新義真言宗の始祖でもあります。
真言宗は、ご存じ空海が高野山金剛峯寺を修禅の道場として開創し、宗団を確立しました。
空海は入定に際して、寺院を弟子に分けて任せましたが、2大勢力、東寺と高野山が争い、高野山が敗れました。
ここで覚鑁が登場します。
東寺の支配から高野山の独立を図りましたが、金剛峯寺方(本寺方)の反発を受け、根来山に移ります。
金剛峯寺と覚鑁の流れを汲む大伝法院との間で長い派閥抗争が続き、両派は、古義(古義真言宗)・新義(新義真言宗)に分かれていきました。
本誌の内容です。
覚鑁とはどんな人?
衆生の罪を懺悔し続けた聖者
宮坂宥勝
■イラスト 覚鑁交友録
覚鑁 教えの広がり
密教に浄土信仰を取り入れ、独自の教学が始まる
吉田宏晢
■覚鑁のあゆみ
覚鑁のことば
人の世の「悲しみ」を歌に詠む
吉田宏晢
覚鑁ゆかりの旅
根来寺 大塔そびえる覚鑁密教の郷
編集部
◆境内マップ・周辺図・主な年中行事
この地のおすすめ
根来塗
◆名僧の遺産
不動明王坐像
飯塚大展
智積院 法灯守る東山の専門道場
編集部
長谷寺 観音信仰が息づく花の山寺
編集部
[仏教 見る・聞く・ふれる]
高尾山仏教ハイキング
岡田彩佑実
密教の核心「梵字」に親しむ
児玉義隆
霊気を呼吸し、仏と一体になれる!
高野山で体験 密教の瞑想法「阿字観」
井上理津子
■連載
この仏さまが好き!(21)
十一面観音(羽賀寺)
田中ひろみ
梅原猛の新「授業・仏教」第21講
覚鑁 密教と浄土教を総合した〝闘争の人〟
梅原 猛
ドイツ人住職が伝える「禅の道」第21回
王索仙陀婆
ネルケ無方
法話 仏教への誘い 第21話
「六波羅蜜」(下) じっと耐え、よく努力し、心を静める
瀬戸内寂聴
週刊お遍路さん(21)
愛媛県6日目 横峰寺
小野庄一
典座さんの食べる仏教(21)
ゆばの茶巾ずし
藤井宗哲・藤井まり
初歩からの仏教入門 第21回
日本仏教の特徴(一)
釈 徹宗
暮らしの仏教Q&A(21)
お墓の話
佐藤達全
仏教聖地巡り(21)
アユタヤ(タイ)
田村 仁
覚鑁(かくばん 1095月-1144年)は、平安時代後期に活躍した真言宗の高僧で、真言宗中興の祖です。新義真言宗の始祖でもあります。
真言宗は、ご存じ空海が高野山金剛峯寺を修禅の道場として開創し、宗団を確立しました。
空海は入定に際して、寺院を弟子に分けて任せましたが、2大勢力、東寺と高野山が争い、高野山が敗れました。
ここで覚鑁が登場します。
東寺の支配から高野山の独立を図りましたが、金剛峯寺方(本寺方)の反発を受け、根来山に移ります。
金剛峯寺と覚鑁の流れを汲む大伝法院との間で長い派閥抗争が続き、両派は、古義(古義真言宗)・新義(新義真言宗)に分かれていきました。
本誌の内容です。
覚鑁とはどんな人?
衆生の罪を懺悔し続けた聖者
宮坂宥勝
■イラスト 覚鑁交友録
覚鑁 教えの広がり
密教に浄土信仰を取り入れ、独自の教学が始まる
吉田宏晢
■覚鑁のあゆみ
覚鑁のことば
人の世の「悲しみ」を歌に詠む
吉田宏晢
覚鑁ゆかりの旅
根来寺 大塔そびえる覚鑁密教の郷
編集部
◆境内マップ・周辺図・主な年中行事
この地のおすすめ
根来塗
◆名僧の遺産
不動明王坐像
飯塚大展
智積院 法灯守る東山の専門道場
編集部
長谷寺 観音信仰が息づく花の山寺
編集部
[仏教 見る・聞く・ふれる]
高尾山仏教ハイキング
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児玉義隆
霊気を呼吸し、仏と一体になれる!
高野山で体験 密教の瞑想法「阿字観」
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この仏さまが好き!(21)
十一面観音(羽賀寺)
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覚鑁 密教と浄土教を総合した〝闘争の人〟
梅原 猛
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法話 仏教への誘い 第21話
「六波羅蜜」(下) じっと耐え、よく努力し、心を静める
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