モーツァルト:弦楽四重奏曲集〈ハイドン・セット〉(全6曲)を聴きました。
演奏はハーゲンカルテット。
モーツァルトのふるさとザルツブルグ出身である。
もっと言えば、モーツァルテウム管弦楽団の首席ヴィオラ奏者オスカー・ハーゲンを父に持つ4人の兄弟(ルーカス・ハーゲン、アンゲリカ・ハーゲン、ヴェロニカ・ハーゲン、クレメンス・ハーゲン)によってオーストリア・ザルツブルクで結成された弦楽四重奏団なのです。
呼吸が合うのは当たり前ですね。
プロ活動をはじめる時には、長女で第2ヴァイオリンのアンゲリカ・ハーゲンに代わり、現在(このCD)はライナー・シュミットが演奏しています。
4人は現在モーツァルテウム音楽大学の教授です。
まさにモーツァルトのためのカルテットなのです。
このハイドン・セットは、モーツァルト26才から28才頃の作品で、ハイドンに捧げられました。
出版前、1785年1月15日と2月12日に、モーツァルトはハイドンを自宅に招き、この6曲の全てまたは数曲を披露しているそうです。
モーツァルトはその際自らヴィオラを弾いたと伝えられていますが、天才は何でもできるのですね。
この中で、モーツァルトは、対位法、半音階、全音階、不協和音などを使い始めています。
解説はWikipediaより引用します。
弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K. 387(ハイドン・セット第1番)(1782年)
モーツァルトが作曲技術の粋を凝らした力作。『春』という呼び名がつくこともある。この曲から続く作品群は、モーツァルトがそれまでに作曲した弦楽四重奏曲よりも、曲の規模が大きくなっている。
弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421(ハイドン・セット第2番)(1783年)
弦楽四重奏曲第13番に次ぎ、弦楽四重奏曲全23曲中2曲の短調作品のうちの一つ。全体的に哀愁を感じさせる曲風である。全4楽章のうち、第1・第3・第4楽章が短調。さらに、第2楽章は長調ではあるが、寂しげな調べである。
弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K. 428(ハイドン・セット第3番)(1783年)
とても軽快なテンポが感じられる第1楽章から始まる。6曲中、もっともロマン派的色彩が濃い作品。
弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K. 458『狩』(ハイドン・セット第4番)(1784年)
『狩』というニックネームは、曲の出だしが、狩の角笛を思わせるところから付けられている。軽快な曲風でモーツァルトの弦楽四重奏曲のうちで特に親しまれている作品である。
弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K. 464(ハイドン・セット第5番)(1785年)
6曲中、最も規模の大きい作品。ベートーヴェンは、彼の作品18の6曲の弦楽四重奏曲を書くにあたり、この曲を研究したと伝えられる。
弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K. 465『不協和音』(ハイドン・セット第6番)(1785年)
不気味な緊張を感じさせる序奏から始まるが、このアダージョの序奏からアレグロに入ると一転して明るい曲風へと変化する。『不協和音』という名は、曲の冒頭の異様な和音から付けられている。
ハーゲンカルテットの弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K. 387の動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=JzKWbffbmiI
https://www.youtube.com/watch?v=KNilUIV4oJ0
https://www.youtube.com/watch?v=_NWcWajWNDg
同じく、弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=bk-SfRPsKFE&list=RD_NWcWajWNDg&index=9
2ndはアンゲリカに代わったアネッテ・ビクです。
弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K. 464
https://www.youtube.com/watch?v=tbZLN_Uc87A
演奏はハーゲンカルテット。
モーツァルトのふるさとザルツブルグ出身である。
もっと言えば、モーツァルテウム管弦楽団の首席ヴィオラ奏者オスカー・ハーゲンを父に持つ4人の兄弟(ルーカス・ハーゲン、アンゲリカ・ハーゲン、ヴェロニカ・ハーゲン、クレメンス・ハーゲン)によってオーストリア・ザルツブルクで結成された弦楽四重奏団なのです。
呼吸が合うのは当たり前ですね。
プロ活動をはじめる時には、長女で第2ヴァイオリンのアンゲリカ・ハーゲンに代わり、現在(このCD)はライナー・シュミットが演奏しています。
4人は現在モーツァルテウム音楽大学の教授です。
まさにモーツァルトのためのカルテットなのです。
このハイドン・セットは、モーツァルト26才から28才頃の作品で、ハイドンに捧げられました。
出版前、1785年1月15日と2月12日に、モーツァルトはハイドンを自宅に招き、この6曲の全てまたは数曲を披露しているそうです。
モーツァルトはその際自らヴィオラを弾いたと伝えられていますが、天才は何でもできるのですね。
この中で、モーツァルトは、対位法、半音階、全音階、不協和音などを使い始めています。
解説はWikipediaより引用します。
弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K. 387(ハイドン・セット第1番)(1782年)
モーツァルトが作曲技術の粋を凝らした力作。『春』という呼び名がつくこともある。この曲から続く作品群は、モーツァルトがそれまでに作曲した弦楽四重奏曲よりも、曲の規模が大きくなっている。
弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421(ハイドン・セット第2番)(1783年)
弦楽四重奏曲第13番に次ぎ、弦楽四重奏曲全23曲中2曲の短調作品のうちの一つ。全体的に哀愁を感じさせる曲風である。全4楽章のうち、第1・第3・第4楽章が短調。さらに、第2楽章は長調ではあるが、寂しげな調べである。
弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K. 428(ハイドン・セット第3番)(1783年)
とても軽快なテンポが感じられる第1楽章から始まる。6曲中、もっともロマン派的色彩が濃い作品。
弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K. 458『狩』(ハイドン・セット第4番)(1784年)
『狩』というニックネームは、曲の出だしが、狩の角笛を思わせるところから付けられている。軽快な曲風でモーツァルトの弦楽四重奏曲のうちで特に親しまれている作品である。
弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K. 464(ハイドン・セット第5番)(1785年)
6曲中、最も規模の大きい作品。ベートーヴェンは、彼の作品18の6曲の弦楽四重奏曲を書くにあたり、この曲を研究したと伝えられる。
弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K. 465『不協和音』(ハイドン・セット第6番)(1785年)
不気味な緊張を感じさせる序奏から始まるが、このアダージョの序奏からアレグロに入ると一転して明るい曲風へと変化する。『不協和音』という名は、曲の冒頭の異様な和音から付けられている。
ハーゲンカルテットの弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K. 387の動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=JzKWbffbmiI
https://www.youtube.com/watch?v=KNilUIV4oJ0
https://www.youtube.com/watch?v=_NWcWajWNDg
同じく、弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=bk-SfRPsKFE&list=RD_NWcWajWNDg&index=9
2ndはアンゲリカに代わったアネッテ・ビクです。
弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K. 464
https://www.youtube.com/watch?v=tbZLN_Uc87A