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子どもが生き生きとする授業スタイル-4-

2018-03-29 05:49:27 | 教師のための指導法
子どもが生き生きとする授業スタイル-4-

森竹高裕氏の実践を紹介する第4弾。

■D:仲間・グループ
29 学習問題を作って班で解く
   学習問題を各自が作って問題を出し合う。班の中で解決できなかったものを全体の場に出して一斉学習をする。

 例:国語「物語教材全般」: 問題を作ってグループ学習。解けない問題はみんなで考えよう。
   3年社会「スーパーマーケット」:買い物に行ってハテナと思ったことを班で考えよう。以下上と同じ。


※ 「学び合い」がまだ一般的でなかった頃にも、こうした実践は行われていました。
 新しいようで、実は以前より行われていたのです。

30 グループ別学習
  小グループに分かれて話し合いなどの活動をする。

 例:国語「物語文」:物語を読んで問題を作ろう。班で解決できない問題は一斉授業。
   算数「計算領域」:算数の教科書の○ページを班の人で勉強しよう。


※ 今なら当たり前ですよね。これは2004/12/20(月)MM小学1518からの引用です。

31 評価し合う
   友達の意見や発表に対して評価をする。

 例:総合「プレ発表会」発表会のクラス内練習の場面:発表後、その発表がよいか視点を元に(5421)で挙手させる。
   学活・各教科:意見を発表したあと板書。一つずつ読み上げ、賛成なら拍手させる。


※ 他者評価や相互評価がこれに当たります。

32 プロジェクト学習
  教科書のない学習。自分たちでゴールを設定しそれに向かって活動する。

 例:総合「藁科川の人々の暮らし」:地域交流センターの利用方法について市役所にプレゼンしよう。
   学活「会社の仕事」:クラスの人に喜んでもらえるような楽しいイベントを考えよう。


※ プロジェクト学習はしっかりとした学問的バックボーンがあり、課題解決力と論理的思考力が身につく有効な方法です。
 総合的な学習の時間にやってみたい学習です。

33 競争原理
  相手に対して、勝つか負けるか勝負をつける。

 例:体育「リレー」:リレー以外にもボール運動など、さまざまな場面で応用可能。
   学活「ディベート」:ある論題に対して賛成か反対か立場を決めて討論する。


※ 敗者へのフォローさえしっかりとしていれば効果的な手法です。

出典 MM小学1518 より 

 子どもが生き生きとする授業スタイル-1-

 子どもが生き生きとする授業スタイル-2-

 子どもが生き生きとする授業スタイル-3-

 子どもが生き生きとする授業スタイル-4-

 子どもが生き生きとする授業スタイル-5-

 子どもが生き生きとする授業スタイル-6-

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