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世界を見る目が変わる50の事実-37-

2010-10-29 06:37:29 | 社会科こぼれ話
国連ミレニアム開発目標(MDGs)サミットにちなみ、ジェシカ ウィリアムズの評判の書 『世界を見る目が変わる50の事実』(草思社)の内容を社楽的に読むシリーズ。



第37回は、米国で、銃を持って登校し退学になる生徒の数は、平均して週に88人

アメリカ社会最大のネックは、憲法第2条にあります。

合衆国憲法修正2条 「The Second Amendment」

 ”規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であり、
 人民が武器を保有し、また携帯する権利を侵してはならない。”

その背景には、400年の開拓の歴史があることは理解できます。

日本だって、腰に刀を差して歩いていました。
しかし、日本では今は違います。

アメリカでは、銃の販売業者は約24万8000件あるとされています。
なんと、ガソリンスタンドの数を上回るとされています。

毎年、1万5000人以上の人が、ショットガンやライフル銃に関係して死亡しています。

また、銃を保持している家庭が、国内の3分の1にも上ります。

15歳~24歳までの死亡理由の40%が銃に関連するものなのです。

それでも、銃をやめないアメリカ、いや、やめられないアメリカ。

最終的に核軍縮が難しい理由は、アメリカ国内にあるのかもしれません。


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