ドヴォルザーク：悲劇的序曲 B 16a （スコア付き）
アントニン・ドヴォルザーク： 悲劇的序曲 B 16a （スコア付き） 作曲年代：1870年10月ごろ（1881年改編） 指揮：リボール・ペシェク 管弦楽：スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 《悲劇的序曲 B 16a》は、アントニン・ドヴォルザークが最初に作曲した歌劇である《歌劇『アルフレート』B 16》の序曲を、1881年に『悲劇的序曲』というタイトルで演奏会用序曲に改訂したものである。《歌劇『アルフレート』》と《悲劇的序曲》は両方ドヴォルザークが破棄したため、生前には演奏されず、歌劇は1938年12月10日、序曲は1905年1月4日に初演された。 歌劇はイングランドのアルフレッド大王を描いたもので、初期のドヴォルザークらしくワーグナーの影響が強くみられる。序曲も歌劇の内容に沿ったもので、複雑な構造や切れ目のないメロディーから初期のドヴォルザークの特徴が垣間見える。