日本史事典.comより【フランシスコザビエル】日本に来た目的は!?キリスト宣教師の背景・その後などを紹介します。

- 1 フランシスコ・ザビエルとは
- 2 日本に来る前のザビエル!目的・背景
- ①ザビエルの出自とヨーロッパの情勢
- ②アンジローとの出会い
- 3 ザビエルの日本での布教活動
- ①鹿児島での布教活動
- ②京都へ到達
- ③山口での活動を再開
- ④大友氏との出会い
- ⑤ザビエルの最期
- 4 ザビエルが去ったその後
- ①日本のキリシタンの増加
- ②キリシタン大名と南蛮貿易
- 5 まとめ
スペインの名門の家に生まれたザビエルは、大学で、イエズス会を創立した中心人物イグナシオ=デ=ロヨラに教えを受けます。これが彼の人生を決めたと言っても過言ではありません。
イエズス会は、ヨーロッパではプロテスタント全盛のため、アジアにカトリックの活路を見いだしました。
そのような中、ザビエルは民度の高い日本を選びます。
2年あまりの滞在中に、改宗者は多くは現れませんでしたが、日本への期待は大き鋳物がありました。
ザビエルは、「その文化・礼儀・作法・風俗・習慣はスペイン人に優る」「日本人ほど理性に従う人民は世界中で逢ったことがない」と伝えています。
やはり、どの世界でも第1号というのは大変ですね。
まとめを見てみましょう。
・ザビエルは、スペイン人のイエズス会宣教師で、日本にキリスト教を初めて伝えた人。
・ヨーロッパでの宗教改革で挽回をはかったイエズス会は、アジアでの布教を始めた。
・ザビエルが来日したのは、アジアで出会った日本人から日本についての話を聞いて、アジアでのキリスト教布教の鍵は日本であると確信した。
・ザビエルが去った後も多くの宣教師が訪れ、キリスト教は急速に広まった。
・日本でのキリスト教の広がりは、南蛮貿易と密接な関係がある。
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