戦国時代以降にキリスト教が全国に広まらなかったのはなぜですか?
Petrosky Tomio
さんの回答が秀逸です。一部抜粋します。日本の農民に、天国に行くにはキリスト教に改宗しなくてはならないと教えた時のことです。お百姓さんからの質問がありました。
「自分の親や爺さん婆さんはキリスト教を知らずに亡くなってしまったが、だったら、その人たちは天国に行けなかったのか?」
宣教師は、残念ながらそうだと答えた。それを聞いたお百姓さんが、
「キリスト教は何という悪い考え方を人々に教える宗教なのだ。とっつぁん、かあさん、爺さん、婆さんや友人を放って置いて、独りだけ天国に行って自分だけ良い思いをせよというのか。そんなものに改宗するなんてまっぴらごめんだ。そんな宗教だったら、私は皆と一緒に地獄へ行く方を選ぶ」
と呆れたそうです。
その他、豊臣政権および徳川幕府により禁じられたからなどの回答が続きます。
多くの日本人を奴隷として連れ去られたことも大きいでしょう。