ふよみワーク

発表会の後「ふよみワーク」というものを始めました。

対象は小学生チーム全員です。


そこそこの曲を弾けるのに譜読みが一人でできない。。。。

1曲仕上げるのに時間がかかる。。。。

レッスンが譜読みだけでいつも終わってしまう。。。。


譜読みの力がつけば、レッスンでもっと奏法やテクニックについて踏み込めます。

本当ならお家で譜読みをしてくることを宿題にしたいのですが、

毎日楽譜とにらめっこしてピアノにくらいつく習慣をつけるのは大変です。



私は譜読みがめちゃくちゃ遅かったのですが、とにかく読めるようになるまで

毎日楽譜を読み続けました。

全然進まなくて手伝ってもらったら、覚えたことを忘れないようにまた楽譜を見ました。

とにかく「毎日続けること」が一番大切なのですが、それができなくても

せめてレッスンの時間内でできることをやってみたいと常々考えていたところ

遠藤蓉子さんの「ふよみワーク」というテキストを見つけてさっそく取り入れてみました。



レッスンの前にひたすら音符を読むワークで、タイムも計ります。

ちょっと悩みましたが、あえてタイムを公表する形をとりました。

誰が何番まで解いて何秒だったか、全員の表をまとめて置いています。

音楽においての競争は無意味だけど、算数の100マス計算のような感覚で

どんどん速く正確に読むことにこだわってほしいのです。



集中して、みんな必死で読みます。

はっきり言って、みんなけっこう読めます。

この感覚をなんとかピアノの譜面と結び付けてほしい！！

すぐに成果は出ないかも知れませんが、あきらめずに継続していきたいです。