日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

呪われた?11月

2024-12-05 17:37:05 | Weblog

前回の日記は読んでいただけたでしょうか?

完璧なフラグが立っていることに気が付かず、今年の演奏活動が無事に終わった~と

喜んでいたのですが。。。。

 

翌日から息子がとうとうコロナデビューしました。

夜中に脱水症状になり、看病した私もすぐに感染しました。

 

自粛が明けると同時に介護をしていた叔母の具合がいよいよ悪くなりました。

味覚嗅覚が無く、気を抜くと地面に沈んでしまいそうな倦怠感がありましたが

とりあえず病院に通う日々が続きました。

叔母は長年ピアノを指導してきた大先輩でもあります。

最後の最後まで耳元でショパンを流して、声をかけて、ずっと足のマッサージを

して過ごしました。たまに流れる涙も拭きました。

 

亡くなる少し前に、どんな気持ちでこれからピアノと向き合っていったらいいのか

電話もくれました。一生忘れずにいたいと思います。

 

たくさんのお弟子さん達がかけつけてくださり、音楽葬でお別れをしました。

叔母が昔演奏したラヴェルのソナチネと、お弟子さんの「別れの曲」の生演奏を交互に。

式では叔母がノクターンの1番を演奏する映像も流しました。

あふれんばかりのお花に囲まれた空間で、お葬式というよりは発表会のような雰囲気でした。

日帰りで県外から来てくださった方もいらっしゃいました。

本当にたくさんのお弟子さんに大切にしていただけて、叔母も喜んでいると思います。

お線香ではなく白いバラの献花をしたことも、とても叔母らしい雰囲気でした。

 

叔母は「米沢のピアノ界のボス」のような存在で、私は最初は仕事で出会いました。

ご縁があって叔母の甥と結婚しました。

最初は叔母のことを「○○先生」と呼んでいましたが、いつしか距離か縮まり

「退院しました!娑婆の空気はうまい!」「姐さんおつとめご苦労様です」などと

冗談を言えるような関係になりました。

身内には優しくてユーモアがあってワガママで自由気ままな叔母でした。

チャーミングでとても可愛らしくて、大好きになれたことはとても幸せでした。

病気のことなど、本当の肉親に言いたくない時には私に打ち明けてくれました。

少しは役に立っていたのでしょうか。

 

やっとお葬式が終わって、少し寂しいけれど日常に戻れるのかなと思いきや。。。。

今度は娘がインフルエンザ!!?息子と私もうつりました。

また1週間の隔離生活が始まり、もううんざりぐったりでした。

 

おそらく今年の悪い運は使い切ったと思います!!

もう良い事しか起こらないはずです。

教室の生徒さんたちには度々休講のご連絡をするのが心苦しかったです。

ご迷惑をおかけいたしました。

ここから年末まで元気に教室で生徒さん達をお迎えいたします♪

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