日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

聴くことを習慣に

2017-01-27 08:39:11 | Weblog
おはようございます。家の中が全然温まりません。

今年の米沢の雪は、ものすごいです。市内はどこもかしこも雪の壁!

真っ白な迷路の中を運転しているような気持ちになります。

すれ違えなかったり道路がガタガタしていたり。。。。。

家からピアノ教室まで、夏場で道路が空いていると40分くらいで着くところを

毎日1時間、時には2時間かけて通っています。

それでも教室の元気な生徒さんたちに会えるのが嬉しいので頑張ります!!!





庭が埋もれてしまいました。





以前から発表会の前など、曲を長く勉強している時期には録音をしていました。

しかし、マイクでMDに録音というアナログな方法で、いまいち繊細な表現まで音が拾えませんでした。

高校での教材などもこの方法で作っていて、残念な音質を我慢していたのですが

遂に録音機器を購入しました!

もうすぐ手元の届くと思うとドキドキ・ワクワク。



「聴く」ことについては、以前もここで書いたり教室のおたよりで書いたりしてきました。

もちろんレッスン中にもよく言います。

「この曲ってどんな感じがする?」というざっくりとした質問を投げかけると、

年齢に関係無く、説得力のある答えを返してくれる生徒さんがたまにいます。

そういう子は、曲のイメージを言葉で表現しただけで音がスッと変わります。

耳に意識を向けて、自分のイメージに音を自然に近付けることができているようです。

最近はそれができる子が増えてきた事、普段のレッスンでも曲想について内容を深められる事がとても嬉しいです。



大学の先生が、とにかく抽象的なイメージを頭の中にたくさん持っていらっしゃる方でした。

「絵画だったらどんな色で、どんな画材で描く?」

「布だったら?」

「どんなお天気?」

「舞台だったら、どんな人がどこに立っている感じ?」

とにかく色々訊かれました。

時には

「この部分をどんな気持ちで弾いているのか、この電池を動かしてごらんなさい」

えっ!?どうして先生は乾電池を持っているの!!?



私の頭と耳と指は空っぽの休止状態が続いていたので、時にはこのレッスンが苦しく感じられました。

今になって思うと、そんな私に何とか働きかけて、音楽に命を吹き込もうとして下さっていたんですね。

先生、練習しない学生で本当にごめんなさい。



あの頃の苦しみと先生の苦労をたどっている今の私。

きれいな音で録音ができるようになったら、みんなの演奏にもたくさん活用していきたいと思っています。

今よりもっと自然に、自由に音を聴く習慣が身についてくれることを願います。



さて、今日は合唱団の伴奏に復帰する日です!!

まずは主人の今日のお昼~明日のお昼までの御飯を作り置きして。。。。。

練習はかなり前からやっていましたが、弾き始めると娘が割り込んできたり、チビくんがよじのぼってきたりで

あまり満足に練習はできませんでした。

それに、鈍い私はやっぱり合唱団と何度も合わせないと。

嬉しさと緊張が混ざって朝から落ち着きません。

もう演奏できる日は来ないのかと思ってしまいましたが、願いは叶いました!

ブランクがあっても、やめないで続けることがやはり一番大切ですね。

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