パソコンが壊れて初期画面も出ない(//∇//)😥
道東(東北海道)に秋なんか無い。
数日、夏を感じたと思ったら秋は素通りして冬へと急降下。
トンボや蝶々蟻までもがほぼ姿を消した。
紅葉を愛でる余裕もなく、空気はどんどん冷えてスーパーの店頭から素麺は消え、代わりに鍋物が勢揃い。
我慢強い人は半袖姿を誇示しているが、暖房のスイッチを入れたい程の気温だ。
灯油が値上がりして年金生活者は細々と耐えて生きる。
そう言えば就職した年、寒くなると就職先から「石炭手当」なるものが出ていたのを思いだした。
そんな手当があることも知らず、急に渡された封筒に入った数万円にとまどった。
「石炭手当だよ」と言われたが「私の家は灯油なので・・・・・」と断って笑われた。
その石炭手当(暖房手当)が年金生活者には無い。
ただ凍えないように重ね着して暖房費を節約するしか術は無い。
若い頃なら肌を寄せ合って・・・・・なんてことも考えられるが、この年になると接近するだけで身の危険を感じる。
だから、震えながらただ耐える。
その季節がそこまで来ている。
あれだけテレビで騒がれ冠水被害と強風に注意と叫ばれていた台風11号がテレビ画面から消えた。
もうそろそろ私の街にも影響があると思うのだが、騒がれていたことが無かったかのように触れられず、天気図からは台風の表示も消えた。
台風から温帯低気圧に変わった途端、飽きられたタレントのように見捨てられたのだ。
久しぶりに太陽を拝み台風の影響で荒れ狂うと覚悟していた強風も無いのでウォーキングの服装に着替えた。
熊と野犬に囲まれているので、ウォークの場所に選んだのは少し離れているけれど一周4.7キロの春採湖。私にとってはウォーキングのメッカと云える場所だ。
車をPに置いてウォークしている人の仲間入り。
走らずに歩くだけと決めたのでカメラを持ち、撮りながら歩く。
途中で腸が動き出したら2キロ先にあるスーパーまで何とか耐えろと肛門様に言い聞かせた。
丁度良い気温と丁度良い風の中、この秋初めて見るトンボ。
チラチラと集団で舞う雪虫は冬が近いことを告げている。それを間違っても吸い込まないようにと顎マスクを鼻まで上げて通り抜けた。
新コロナで、あまり使われることの無かったバーベキューコーナー横の坂を上がっている時、鹿がいるのに気が付いた。
小鹿も含めて5頭の鹿が私を警戒している。
奈良の鹿はどんどん密着してくるけれど、ここの鹿は愛想が悪い。
まるで「エロ親父が来た」と云うような目で私を見つめた。
エロ親父であることに間違いは無いが、鹿に抱き付いたりはしない。
嫌、念のために断っておくが無分別に人間にだって抱き付いたりはしない。
香川照之は、ホステスのブラジャーを剥いだとニュースになっているけれど、私ならポロンと目の前にオッパイを出されても手を出さない。
「無料です」と云われたら少し考えるかも知れないけれど…………
車に搭載されている機能の一つにVer. UP が必要だという。
それでテルテル所長が来宅し、私の車を持って行った。
残された車は代車として使えと云う事だ。
燃料もかなり入っているので帯広へでも行こうかと思ったけれど、Ver. UP 作業は3時間程度で終わると云うので近隣のドライブしか出来そうに無い。
ルンバはテレビのサスペンスに夢中なので、カメラを持って慣れない代車の運転席に座った。
走り始めてすぐ、数日前にも書いたブロガーのM子ちゃんを誘ってみようとLINEしてみたら、「イクイク」と云うお返事。
彼女が行きたいと云った達古武湖オートキャンプ場から延びている遊歩道入口へ近寄った途端、車の窓に沢山のアブが貼り付き、周りを包囲されて車から出られる状態ではなく諦めた。
そして少し先の塘路湖へ。観光客も数人来ていて、なかなかの景色にM子ちゃんも満足そうだ。
まだ時間に余裕がありそうなので帰路、岩保木の水門へ寄り道。
マイナーなこの場所に不釣り合いな大型バスが停まっていて、もしかしたら湿原をカヌーで下ってくる観光客待ちだろうかと思ったのだがバスのドアが閉まっていて訊けなかった。
旧水門は、さらに一段と朽ちて風格が出てきたように思う。
ここへは火野正平さんが自転車旅の途中にも立ち寄ったと聞いた。
もしかしたらその内、何とか遺産に選ばれるかも知れない。
しかしここでも少し奥へ入るとアブの襲来。
この時期の湿原は チョットヤバイ。
そう云えば湿原マラソンに出場予定のRさんが練習中にアブに6ケ所も刺されたとブログに書いていた。
今日も頑張ってウォーキングに出た。
このところ、雨の日以外は真面目に歩いている。
そして昨日は久しぶりに1キロ程ジョギングもしてみた。
少しずつ衰えていた筋肉を付けるためだ。
今日は気合を入れて屈伸し深呼吸もして歩き出した。
いつもの交差点からジョギングスタート。
しかし1キロも走った所で珍しいことに「小」がしたくなってきた。
走っていて膀胱が揺れたからだろう。
周りを見ても人はいないし、車道と歩道の境界にあるしげみ向かって何十年ぶりかの立ちション。
車から見えるかも知れないので、少しでも立派に見えるようにとジェームスに指3本を伸ばして添えた。
通過する車の助手席に座る女性がこちらを見て目を丸くした。
一瞬だったが、彼女はきっと「立派な」ジェームスに恋をしたに違いない。