北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

レロレロ記念日

2014-02-27 11:44:49 | 日記
朝からスリスリ娘がうるさい。
「ねえねえ、明日 何の日か知っている?」

明日は、明日だろう……と思いながらもカレンダーを眺めて 先ず今日を確認。
大体、今日が何日かを判っていないので、そこからの出発だ。
退職してしまうと、今日も明日も明後日も そして祭日も日曜もないので予定表も真っ白。予定が埋まっているのは、病院の診察日ぐらいのものなのだ。

それに対してオンナは、今日は●●の日。明日は××の日。
初めてHしたのは何月何日で何歳の時だった。あの日は星が綺麗で晴れていた……と細かいことまで記念日として記憶している。

それに較べて、オトコは いちいち記憶に無い。放出してしまえば忘却の彼方だ。
記憶しているのは、自分の誕生日ぐらい。これだって通り過ぎてから思い出すことがある。

それなのに、「明日が何の日か?」なんて言われたって……あっ、結婚記念日だ。

何とか記憶の片隅から手繰り寄せた記念日。
それを 忘れているわけ無いだろうと云う体で「結婚記念日だろう」と冷や汗タラタラでルンバの顔をチラ見して答える。

「何年目の?」・・・・ギャッ、今度はそれかい?それは無理だ。

「長男の年プラス2年だから38年だよ」・・・・ルンバは平然と答える。
と云うことは、長男は36歳なのかぁ……自分の息子の年を知らない私。

大体、ここ何年もハグハグもナデナデもチュッチュもレロレロもパフパフも無いので38回目の結婚記念日を特別に思うことは無い。
タブタブは石田純一ではないのだ。
女性にマメではないし、足が冷えるので靴下だってしっかり穿いている。

「何か計画しているの?」スリスリは、私に何かを やらせようとしているようだが、何年もハグハグもナデナデもチュッチュもレロレロもパフパフも無いので 何も計画していない。

(腰も悪いし、体力無いからなぁ~)
ハグハグもナデナデもチュッチュもレロレロもパフパフもできないし……

スカートひらり

2014-02-25 22:11:19 | ウォーキング
国道沿いの道も大分乾いてきて、泥はねの心配も無くなってきたようなので二週間ぶりくらいに高専裏3.5kmを歩くことにした。

国道に出るまでは、道路に雪も多く靴の中に水が浸み込むのではないかと思うような水溜りも沢山あって行く手を阻み、その度に「戻ろうか」の虫が顔を覗かせるが踏みつけ 踏みつけては前進する。

よつ葉の工場を過ぎて、いつもは手前の上り車線脇の歩道を歩くのだが、向こう側の下り車線脇にも歩道があるハズと気付き信号を渡る。

同じ道でも、上りと下りでは見える景色が異なる。歩道は車道より一段低くなっているために、今まで遮られていたものが新鮮な顔を覗かせる。


雌阿寒の山も、手前に雪原が見渡せるようになって生き生きとした姿に変貌して見える。


スロージョギングを始めた所でイヤホーンから聞こえてきたのがAKB48の「スカートひらり」。
テンポが遅めなのでスロージョギングにピッタリとハマる。

♪スカートひらり 翻し走りたくなるときがある♪ のところでは、腰をクネクネさせて色っぽく踊る振付があったことを思い出す。

だから、その歌詞のところに来ると 自然に色っぽく腰をフリフリしながら走る。

誰も見ていないし、車道からも見えないので気持ち悪いと云われる心配はない。
だから、堂々とフリフリ(笑) (YouTubeで参照)


さて、このコースにあるセブンイレブンも久しぶりだ。
例の通り弁当を手にすると私にセブンコーヒーの注文の方法を優しく教えてくれたBさんが担当している方へ並ぶ(日記 ホットのL 参照)

Bさんは手間のかかる客の応対で必死のようだが、絶対Bさん派の私は気にしないで頑固にBさん列に陣取る。

すると突然、空いている方のレジ担当のオバちゃんが私の腕をグイッと掴み自分の方へと誘拐。
Bさんの方でと思っていたのに……(涙)
もう~~~、今日は……クソッ、コーヒー頼むのは止めた。

あっ……豚まん 買い忘れた。

釧路ラーメン元気横丁

2014-02-24 22:08:54 | グルメ
今日は図書館へ行く日。

いつもの河口にある駐車場は、除雪が不充分で駐車ができそうもないとスリスリからの情報。

買物がしたいと云うルンバの希望もあり、駅近くのスーパーに車を置いて図書館までウォーキングすることにした。
その間に、ルンバは買物をするのかと思ったら一緒に歩くと云う。

数分前のTV放送で「体温を上げて代謝を良くしてダイエット」とか言っていたタレントがいたので、早速実践してみたくなったようだ。
私が、一生懸命ウォーキングしていても見向きもしないのに、TVで誰かさんが云うと真剣に耳を傾ける。

とにかく、二人で仲良くウォーキング スタート……と思ったら、ルンバは早い。
オリンピックの影響か、青信号になったスタートの瞬間からダッシュ。
一人置いていかれた私。


昔は、恥ずかしい位 磁石のようにピッタリくっ付いていたのに、今は どんどん離れていく。


しばらく歩いたら街角で私が来るのを待っているので、(やっぱり寂しくて待っていてくれたんだ) と内心喜んだら、この先、直進か右折するのか訊きたかっただけらしい。
直進だと教えたら、また どんどん遠ざかる。

城山の坂だって、バッカンバッカンと股をおっぴろげて上って行く。
若いころは、絶対にバッカンバッカンしなかったのに、今は脱皮して別の生物に生まれ変わったかのように、恥ずかしげも無く平気でバッカンバッカンだ。

NHKから横道に入ってみたら、駐車場から今通ってきた久寿里橋が見えた。


何とか図書館へ到着。ルンバはトイレへ、私は本探し。

珍しく昼食はラーメンが食べたいと主張するルンバ。


川上町にできたと云う釧路ラーメン元気横丁へ行くことにした。




ビルの奥の広い部屋に人気のラーメン屋が4軒固まって入っている。


入口で食券を買ってその食券のメニューを提供するラーメン屋へ食券を出して食べるシステムのようだが、食べる場所は自由で二人で別々のラーメン店のものを注文しても気兼ねなく一緒に食べることができるようになっている。
マジメに真剣勝負のようで、他店よりも旨いと云わせようとピリピリした雰囲気が張りつめているように感じる。笑顔はあるが笑い声は無い。
「料理の鉄人」のラーメン版が目の前で展開しているような感覚なのだ。
ルンバの注文したA店の釧路風ラーメン。相当旨いようでスープは絶対に残すルンバがグイグイ飲んでいる。


私の注文したB店の魚介あっさりラーメンだって負けていない。普通のラーメンとは違った繊細な味を醸し出している。


「凄いね~、また来たいね」そう云いながら青信号と共にどんどん遠ざかるルンバ。
そして、置き去りにされた……私。

人間機関車

2014-02-18 19:49:36 | 日記
大雪に翻弄されながら、それでも頑張って何度も何度も雪を運ぶ。
富士山とは比べ物にならないが、空き地には雪の山脈が築かれていく。

山脈の7合目付近でスリスリが蹲っているので、どうしたのかと思ったら足がズボッと埋まって、足は引き抜けたのだが長靴だけが穴の奥に残ったらしい。
その長靴が……抜けない。
スコップを持ってきて雪崩で埋まった人を救助するごとく穴を掘る。

ふと見ると、やっと出てきた近所のアンちゃん。車を出したいのか除雪開始。
それもまぁ、小さじ一杯程度の雪を横へチョン、チョンと何度も捨てている。
降っている雪の量よりも、スプーンで掬い上げる量の方が少なく見える。
私でさえガバッと運んでいるのに・・・見ていて歯痒くて仕方が無い。

(それっ、足を広げて、股を開いて・・・腰からグイッと・・・・)
まだ、経験が浅いからか (スコップを) 抜くときに雑なのでこぼれ落ちる。
(スコップを) 入れる時は呼吸が大切なのに 力まかせなので 崩れる。

まだ、それほど雪を除けていないのに力で車を出そうと運転席に座ったので、心配してスリスリが見に行こうとしたのを止めた。
動けなくなった車を押すハメになるのは判っているからだ。
だから、見ないようにして・・・見る(笑)

そう云えば、隣のおっちゃんはどうしたのだろう。息子が雪かきしているのだから出てくれば良いのに。
最近、急激に太ってきて私よりひどい状態になっているように見えた。
タブタブでさえ頑張っているのに、タブタブタブが頑張らなきゃマズイだろう。

玄関から出られなくなっても良いのかぁ?
「出られぬなら、出られるようになるまで待とう・・・・」なんて言っている場合じゃないだろう。

ルンバは、何と不在の北隣家の車庫の前から 遠くにあるゴミステーションの除雪までやっている。
私は呆れて 付き合いきれんと家へ入る。夕食は買っておいた弁当なので早速チンしてバクバクしようと思ったが、手に力が入らず箸を巧く持てない。

何とか食べ終わってTV見ていたら、やっと満足して引き揚げてきたルンバとスリスリ。
ストーブの前で上着や手袋を脱ぎ始めたが、シャツ一面汗で濡れ、頭からは蒸気機関車のようにモクモクと湯気が立ち上る。
私とは頑張った感に格段の差がある。

その格好で「お父さん、疲れたでしょう。ご苦労さんね」と云う。
これは明らかにチクリだ。
仕方が無いので「お母さんこそ 疲れたでしょう 大丈夫?」と優しい言葉を返す。
「お父さん、夕食 先に食べたの?」・・・・(自分だけ 先に食べたの?)
「あぁ、食べたよ。」
「そう、美味しかった?」・・・・(大して動いてないのに 先に食ったなぁ~)

チクリがズキン ズキンと重く圧し掛かって変化してくる。
それを軽く受け流すしかない私。

だって、頭から湯気出ている女を見たことある?
絶対勝てないと思ってしまうから・・・・・・・絶対無理。

オンナのマタ

2014-02-17 17:03:39 | 日記
猛吹雪。


今年雪が少なかった分を一度に全部落とそうとしているかのようだ。
風が止むまでは何もできないだろうと思っていたのに、完全装備で火事場へ急ぐ棟梁の如く突進する家内ルンバと娘のスリスリ。

外見では判らないが、私と違って強盗ルックの中は汗止めのタオルを頭に巻きマスクを外すと鼻水が垂れるのを防ぐためにテイッシュを鼻の穴に詰めている。
まるで棺桶の中の死体のようだ。

意気込みから、私とは大違いなのだ。

我が家の玄関前は、いつも吹き溜まりになるので、雪が止んでからでは玄関から出られなくなる。


「出られぬなら、出られるようになるまで待とう」家康派の私。
「出られぬなら、頑張って出られるようにしよう」秀吉派のルンバ。

仕事に行けなくなると大変なので、スリスリはルンバ派だ。
イヤ、そんなのに関係なくスリスリは いつもルンバ派だ。


仕方なく、一歩……いや五歩遅れて外に出る私。

ガーガー、ゴリゴリと狂ったように雪を押し続けるルンバ。
5回位運んだら一休みする私。

何が違うのだろうと観察してみたら、スコップを股の上に当ててグイグイと体で押していた。
私は、ほとんど手の力だけで頑張っていたので技術的に劣っていたのだ。


女は股で勝負していた。オンナのマタの力……アレ? どこかで?
そうだ、努力の努の字だ。そうかぁ、オンナのマタかぁ。

よし、男もマタでと思って押してみたら……痛い。予想していたより痛い。
男はマタでは勝負できないのだ。

オンナのマタはスゴイ。オンナのマタは痛みに馴れているのかも知れない。
オトコは降参。
頭をだらしなく垂らし続けるのみ。