北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

私には 無理

2020-05-30 20:43:45 | 日記
まったりとした朝。
仕事をリタイアしてしまうと時間に追いかけられることが無い。

閉じたカーテンの向こうは多分青空だ。

それを確認すること無くトイレへ駆け下り、無事に放水。
もちろん、色と勢いと、それと香り。さらに泡の具合を見る。
年を取るとこれが大事だ。



寝室へ戻りカーテンを開けると同時に明るさが増した部屋。
見下ろすと近所の夫婦が既に庭いじりをしている。
私には5分も耐えられない前屈みの姿勢で飽きること無く熱心に作業。

昼食も外で食べる程、まるでアリのようにコツコツと一日中動き回っているが私にはその楽しさが理解出来ない。

花を見たければウォーキングの途中に綺麗な花壇はいくらでもある。
自然の中にだって花は咲いている。
一日中手入れをしなければ見られない花を育てるなんて、真っ平御免だ。



だから誕生日とか父の日、敬老の日にクリスマスとか色々行事はあるけれど、もし私へのプレゼントを考えているのなら花はいらない。



現金が一番嬉しい。
それも諭吉さんがね、一番好きさ。

ため息

2020-05-29 19:50:20 | 日記
以前、美味しいと云って紹介したプリンがコンビニの店頭から消えた。

プリンと云う名の概念から飛び出た舌触りとその美味しさに、食べ物に執着心が薄い私でも驚いたのだから、本当に美味しいのだ。

プッチンプリンはプリンだろうけれど、これは普通のプリンではないのだ。

それがここ数日 棚に並んでいないので、店員さんに訊いたら人気が高くて品薄になり入荷の見通しが立っていないとのこと。

つまり製造が間に合わない位 売れているのだ。

私が紹介したからと云うより一度食べた人が「オオッ」と驚き、続けて買い求めるからだろう。


無いとなると無性に食べたくなる。

ブログに書いたことを悔やみ、何も並んでいない棚を眺めた。

久し振りの お外

2020-05-28 20:23:32 | 日記
市内にある柳町公園へ行った。
昔、運河と呼ばれていた場所だ。



釧路川と新釧路川とを結んでいた運河があったらしく、私が子供の頃はまだ一部が残っていてドブ川の様相を呈していたのだが、いつの間にか全部が埋め立てられて細長い緑地公園が出来上がった。



名残の桜が少し見られるが、緊急事態宣言を解除されたことにより、公園の一角にあるパークゴルフ場にはマスク姿の爺ちゃん婆ちゃんが押しかけていた。



公園内を散歩している人もマスク姿。
まだまだ楽観視していない人がほとんどだが、たまらず外へ出てきたのだろう。



戻る途中、大回りして母校の前を通った。

爺ちゃん化して辿る通学路は、建物のほとんどが新改築されて懐かしさの欠片(かけら)も無かった。

沢山 読んだ

2020-05-27 20:12:06 | 日記
新コロナの為に本を読む時間が増えた。

なかなか自分に合った感銘を受ける本に出会うのは難しいが、記憶を探ると学校の教科書や絵本を除いて私が自発的に「本」と云うものを手に取ったのは確か芥川龍之介の「鼻」が最初だ。
ダラ~ンと垂れた長い鼻をコンプレックスとしているうちに短くする方法を知り・・・・・まぁ現実的では無いが苦労して普通の鼻にした後の周りの反応や自分の心の変化について記した内容だ。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。夜の底が白くなった」
この有名な文章から何を感じるだろう。
トンネルの暗闇と抜け出た時の明るさ。夜の黒と雪の白。
このコントラストの妙こそが川端康成作「雪国」の全てだと思う。
精妙な文章が寒々とした風景を目の前に広げてくれる。

五味川純平の「人間の条件」は映像化されテレビでも放映されたので観た方が多いと思うが、活字を読み進んで泣いた本はこれが最初だ。



元 日本ペンクラブ会長でもあった芹沢光治良の「人間の運命」は京都の学生時代に読んだ。全18巻もある大作だと知ったのは1巻目を読んだ後で、2巻目を買いに行った時にズラッを並んでいるのを見て少し後悔した。
それがまぁ私の肌に合ったのかどんどん読み進んで1日に1巻を読むハイペース。
だから全て読み終わるまで毎日徹夜で授業には出られない日が続いたと思う。

剣客商売や鬼平犯科帳で知られた池波正太郎は全作品を読んだ。グルメとしても知られる池波の文章は夜型の私の腹の虫を泣かせ、ここに一人のメタボを作り上げた。

サスペンスものでは先年亡くなった内田康夫が秀逸だ。映像化されてしまうと西村京太郎や山村美紗に負けた感があるが、活字では絶対に負けていない。
晩年の作品には衰えが感じられるがデビュー後数年間に出版されたものは「早く次の作品を書いてよ」と思うほどに読書熱を刺激した。

サインを頂いた桜木紫乃は、直木賞に恥じない筆力がある。彼女が特に力を込めて書いているのは男女のアノ時の場面で、(そうだったっけ・・・・・)と思わず記憶を探った。


コロコロ中毒

2020-05-26 19:52:32 | 日記
ベッドを別にしてから、私の寝ている部屋は自分で掃除するようになった。
と云うより誰も掃除をしてくれないので、そのように躾(しつけ)られたことになる。

定期的にシーツや布団カバーを剥がして洗濯。
その間に掃除機をかけて徹底的にホコリを落とすので、自慢じゃ無いが家の中では私の寝室が一番きれいだ。

部屋の中には新コロナウィルスなんか、多分ひと欠片(かけら)も無い。

掃除をしていて見つけたのが100均で昔買ったコロコロ。
ベタベタしたテープが付いていて転がすとゴミが取れると云うモノだが、使ったのは確か買った時の一度だけだと思う。

それを手にしてシーツの上を転がしてみると、「いやぁ~~毛が沢山」
肉眼では見えなかった「毛」の多さに驚き、すっかりコロコロ癖がついた。



毎日、毎日、コロコロをしないといられない。
試しに掃除機をかけた後、カーペットの上をコロコロしてみたら、
「うわぁ~~~~、ここにも毛が沢山」

だから布団だけでは無く床の上もコロコロする癖がついてしまい作業面積が増えた。

それにしても、こんなに沢山の毛。
発生源は私の頭しか考えられない。

毎日 毎日、こんなに抜けて大丈夫なのだろうか。
ハゲないのだろうか。
手で確認してみたが・・・・・テッペンが以前よりも薄いような・・・・・



ついに来たかぁ、来ちまったかぁ・・・・・ハゲ。
ザビエルと陰で呼ばれる日は、そう遠くないようだ。