北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

小さな声

2021-03-31 19:38:48 | 日記
今日も空の色が変。まだ黄砂が居座っているのだ。
こう云う時こそ雨でも降ってくれれば有難いのに。

それで昼食は自宅でカップ麺。懐かしいカップヌードルだ。
味は昔と変わっていないようだが、見た目は変わらないのにカップが紙製になっていた。

私の目の前に座る、見た目が昔とは大変わりしたルンバが突然叫ぶ。
「このバカ娘が悪いんだぁ」と。

視線の先はテレビのサスペンスドラマ。

昔はウッフンしながら小さな声で「はい」としか云わなかったのに、今はテレビに向かって怒鳴る。
私に向かってではないのだけれど、それでもビクッと反応する。


結婚式の時、彼女に「角隠しなんか要らない」と思ったけれど、それは大きな間違いだった。



減塩生活を続けているのでカップヌードルが塩辛く感じて、お湯を足して薄め、
出来るだけスープを飲まずに麺と具だけを口に入れた。

そう言えば昔、このカップヌードルにはオモチャのような小さなフォークが付いていたっけ。
そんなことを憶えている人は、もう少ないだろうなぁ。

試しにルンバに訊いてみたら「知っているよ。それがどうしたの」と返された。

「いや、憶えているかと思って・・・・・」と云う私の声は凄く小さい。

何にも無い

2021-03-30 22:41:03 | 日記
昨日、ジュニアに車のタイヤを夏用に替えてもらった。
日陰には少し雪が残っているし、多分市内で一番早いタイヤ交換だ。

ジュニアからも「まだ早いんじゃないの」と云われたがお願いした。

昨年より雪解けが早いし、雪が降ったら乗らなければ良いだけのこと。
誰からも「とても逢いたいの」なんて連絡も無いしね。


天気予報では今日、日本中を黄砂が覆うと云う。

窓から見る明るい空は、本来晴天なのだろうか。
空全体を覆う薄雲の色に、表現出来ない不気味さを感じる。

当然、あのpm2.5とか云うヤツも混じっているし、さらに恐ろしい新コロナウィルスが何気ない顔をして隠れているかも知れない。

と云うことで出来るだけ出歩かないで済むようにと昨日の内に買物を済ませた。

数日前に阿寒町の図書館から借りた本を返しに行こうかと思っていたのだが、それも延期。

家中の窓を閉め切った。
小さな小さな粒子は何処かから侵入してくるだろうけれど外へ出るよりは良い。

一日中家に籠った。
だから何も面白いことは無い。

毎日私のブログを見て、一笑いしてから出勤すると云っていた方。
仕事中に、そっとネットに接続してニタニタしていると云っていた方。

ゴメン、今日は何も無い。
ニタニタしないで真面目に仕事をしてね(^^😉

悲哀

2021-03-29 21:22:56 | 日記
ジュニアの息子Tクン。
かなり成績が良いので市内で最難関のK高校理数科を受験し、そして見事に合格した。

ジュニアの誕生日でもあるし、久し振りに高校合格祝いと赤飯を持ってジュニア宅へ行った。

ジュニアは仕事で不在だったけれど玄関を入った途端、歓迎のワンコの声。

居間に作られたフェンスの中を狂ったように走り回るラブとデン。
ラブは「ラブ」ラトールレトリバーでデンはゴール「デン」レトリバーから命名したのだろう、きっと。

久し振りに逢った新高校生のTクンはかなりのイケメンに変貌しメガネをかけていた。これで頭が良いのだからモテるだろう。
近寄ってくるウッフン娘に負けなければ良いのだけれど。

未だ高校の入学式を迎えていないのに既に塾通い。大学へ向けての勉強を始めているらしい。デキの良い子は違うもんだと感心するしかない。


ラブはさらに老けた感じで尻尾を振るもののイマイチ元気が無い。
後ろ足を怪我して動物病院へ連れて行ったが未だ完治せず腫れているらしい。

その足の臭いがメス犬に似ているのか足をクンクンしたデンが急に発情しラブの後ろへ回って例の♡ポジション。



「2匹ともオスだよね」と云う私に頷きながら「あらら」と云うジュニア嫁。

「まだ童貞なんでしょう。可哀相だねぇ。きっとやりたいんだろうねぇ」と云う私に同情の眼差しを送るルンバとジュニア嫁。

デンは♡ポジションをとったものの、何かが違うと感じたのか中断。そりゃそうだ。付いているモノが同じだから。

ラブもデンもメス犬の素晴らしさ。臭いを感じぬままに老いてきているのだ。

メス犬の臭いってどんなだろう。メス犬もクネクネしてウッフンするのだろうか。疑問は多いけれど。

メス人間の臭いさえ記憶に無い私は、ワンコに1日も早く素敵な結婚相手が現れることを切に願った。

できれば可愛くて優しくて素直で嫌味を言わなくて料理上手で、それから乳なんかに騙されるなと云いたい。
それから・・・・・それから・・・・・それから・・・・・



2021-03-28 18:18:23 | 日記
この冬は何処へも行かなかった。

新コロナの影響もあるけれど、出不精の気持ちが強くなったのだろう。
例年のように丹頂鶴を撮りに行くことも無く、SLだって3回しか撮りに行かなかった。

ルンバは毎日テレビのサスペンスに齧り付き、殺人が起きるのをワクワクしながら観ている。

雪解けもかなり進んだので、しばらく行っていない釧路湿原端にある達古武湖へ行き、水芭蕉の咲き具合でも確認しに行こうかと思いルンバを誘ったら雪解けのグチャグチャ道を歩きたくは無いと拒否。「殺しの現場」から目を離さない。



車で達古武(たっこぶ)湖の北側にあるオートキャンプ場へ行き、そこから遊歩道を歩くことにした。

しかし駐車場には車が一台も無い。管理棟であるセンターハウスも無人❔
静けさがサスペンスドラマ以上の怖さを演出する。



湖は、まだ凍っていてカラスが湖の上に立っていた。



水芭蕉はキャンプ場奥から夢ケ丘展望台へと続く遊歩道の脇に群落がある。
その入口へ行ってみたら何と立入禁止の標識。木道の補修作業が終わっていないのだろうか。
この無人の遊歩道へ入ったが最後、二度と戻って来られないような妙な気配を感じて撤退。



沢山散らばっているパチンコ玉のような丸いのは鹿の糞だ。
いつも思うのだが、どうしてこんな丸い糞になるのだろうと思う。
自分のモノの形を思いながら考える。



今度博物館かビジターセンターへ行った時に訊いてみよう。

70歳代のティーン

2021-03-27 20:07:41 | 日記
自宅でPCに触れながら何となく図書館のホームページを閲覧。
試しに蔵書検索してみたら私がハマっている望月麻衣さんの知らない本がヒット。
「満月珈琲店の星詠み」と云うタイトル。

彼女は北海道の出身で、多分旦那様の仕事の関係で京都へ移住。
そこで「京都寺町三条のホームズ」を書いて京都を紹介する小説としての「京都本大賞」を受賞し大ヒット。
数日前にそのシリーズの16巻目が売り出され買ったばかりだ。

道産子が京都に感じる憧れ、素晴らしさと違和感とか共感する部分も多く、それが素直に描かれている。

検索でヒットした「満月珈琲店の星詠み」を借りたいのだが、東の端にある東部地区分館か、数年前の合併で市に編入された阿寒町の図書室にしか置かれていないようだ。

そこで私が目指したのは阿寒町。
阿寒町は釧路市と阿寒湖との中間に位置する人口6000人余の小さな町だ。

図書館は公民館内に併設されていて、検索用PCが使用中だったので先ずは町内をウォーク。
時々出会うウォーク中の方と町民のフリした笑顔で挨拶を交わす。

川の向こうに見えるのは雌阿寒岳。まだ雪を載せている。



歩いていなければ見つけられない花をカメラに収め、白樺の並木でユーターン。



図書館へ戻るとPCが空いたので在庫を再確認し書棚を探してみたが無い。



係の女性にお願いして探して貰ったら、別の棚から発見。
その棚には何と「ティーン」と書いてある。
つまり若者に読んで欲しい本として分類されていたのだ。
私は本が見つかって嬉しいのだが、でも気持ちとしては複雑。

「セブンティだけれど良いのでしょうか❔」と確認したら笑われたけれど、
やっぱり気持ちとしては微妙なまま。
早く読んで返しに行こうっと。