北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

妖怪人間に拍手

2013-08-17 17:37:41 | 日記
今日は、丹頂鶴で有名な鶴居村の盆踊り大会。
同日、地元釧路でも花火大会があるのだが、鶴居村の方へ車を走らせる
この村の仮装盆踊りに縁があって、息子の家族が毎年参加しているのだ。
息子は昔からカメラを向けただけで機嫌が悪くなるようなテレ屋だったのに、数年前連れて行かれたこの村の盆踊りで、中国服を身に着けて色っぽく腰を振りながら踊る息子を見た時には、腰を抜かすほど驚いたものだ(3番が数年前の色気ムンムンの息子?)


村の盆踊りだから規模は それほど大きくはないのだが、祭りとの距離感とか一体感といったものがハンパではない。
全く知らない人でも気軽に参加できて楽しい気持ちになれる。
それに、何と生演奏の北海盆歌が加わる。それも、適当に演奏しているのではなく、きちんと練習した成果を感じさせる見事さなのだ。
お囃子の女性も、太鼓の人もリズムを暴走させることなく上手に刻んでいる。


間には、スピーカーから流れる浴衣姿の可愛い司会者の甘い声。途切れることのない見事な誘導で、踊りの輪がどんどん膨れ上がる。

ふと本部席を見ると、息子家族が仮装の受付中。やっぱり参加するのかと楽しみが倍増だ。
今年は、一番下の孫だけが参加するとか。巨大な目玉小僧の被り物を準備している。


一緒に写真を撮りたがる女の子もいて、モテモテだ


いつの間にか、周囲は仮装に出る参加者でいっぱいだ。

漫画のキャラクターや小さなAKBもいる。

カメラを向けると、すぐに反応してくれるのが嬉しい。

スゴイのも沢山いるが、でも、ウチの目玉小僧の出来具合はかなり良い。
綺麗な円形に仕上げるために、パンチングボールを膨らませて紙を張り付け、絵を描いたらしい。最後にボールを抜き取って完成させたとか。
息子達は毎年参加して、常に上位で入賞しているらしい。

太鼓が鳴り始めたので、仮装大会の始まりだ。
「頑張ってこいよ」と激励する間もなく、不安定な目玉小僧は真っ先に飛び出した。


参加者がどんどん増えて、踊りの輪が膨らみ続ける。


何が何だかワカラナイものから、笑いを誘うものまで様々。


私のイチオシは、「妖怪人間ベラ」だ。横に相方の「ベム」もいたが、完成度では「ベラ」だ。充分気持ちが悪い(笑)


一生懸命写真を撮っていたのだが、足が完治していないので、疲労が溜まる。
息子が、車からキャンプ用椅子を持ってきてくれた。

仮装の審査結果が出るまで、花火が打ち上げられる。
残念ながら、上空は少し雲がかかっているようだ。しかし、打ち上げ場所の距離が近いので逃げ出したくなるほどの迫力だ。
真上で開く大玉は、欠片が降ってくるのではと心配になる。

さて、仮装の審査結果、子供の部で孫は5位。絶対優勝だと思っていたので少し残念だが仕方がない。

例の「ベラ」は入賞を逃した。
これは、入るだろうと思っていた武者が一般の部で優勝


団体の部では、4年連続で優勝しているチームが今年も優勝して10万円を獲得。
5年連続なので合計すると50万円も獲得したことになるらしい。
見ているだけでも充分楽しめる鶴居村盆踊り。本州からの参加者もいたらしい。

今夜は、がっかりと肩を落とした「ベラ」が夢に出てきそう。
でも「ベラ」……私の心の中では、少し太めだけれど貴女がダントツで優勝だ。


焼肉パーティ

2013-08-15 21:15:15 | 日記
庭で焼肉をするらしい。
題して「骨折2/3治癒パーティ」
無理してつけた感がハンパではない。ただ焼肉食べたいので名目を後付しただけ。

主催は、我が家に車を納入している車販売店の所長。
家内も娘も、この所長には笑顔を振り撒きベタベタ
私が何か云うと、八割はブツクサ文句で反対するのに、この所長の云うことは全部素直に受け入れる私の家族。

昔は、電気店にもいたことがあるらしく、色々なことに詳しい。
我が家の屋根を見て「デジタル放送で使っていないVHFのアンテナを外してあげましょう」と提案したとか。
「お父さん、外してもらっても良いよね」と所長スリスリの娘が云うので、
「タダなら良いよ」とお願いするしかない高所恐怖症の私。
我が家の冷凍庫が、不注意でコンセントが抜けた状態で食品がダメになった時も「少し古くて電気の食うタイプですね」と云った途端、所長レロレロの家内は冷凍庫の使用をやめた。

外出から帰ってみたら、庭の一角にコンロと椅子が並び、炭もカンカンに火が入っていた。
丁寧にブルーシートが屋根代わりに頭の上に広げられている。
ロープの端が、灯油タンク、家の換気口へ上手に結ばれているのを見て、口を閉めるのを忘れてしまった。

この庭の花も、所長が植えたものだ。


足が悪い私は、手前側の椅子に案内され、向こう側にはスリスリとレロレロが並び、そして、横には全てを仕切る所長が座る。
誰が見ても、この所長宅の家族パーティに私が呼ばれた感じだ。

その上、「2/3にしか治っていないから、食べる量も2/3でストップだよ」とスリスリに制限される始末。

曇りの予報なのに、途中から小雨がパラパラ。頭上のシートが威力を発揮する。

最初の、肉、野菜中心モード。


次にカキ、エビ中心の海鮮モード。


そして、何とすぐ横をキタキツネが通って行った(驚)
あまりの出来事に、骨折していたのを忘れてカメラ片手に急いだが、逃げられた。

ワイワイやっていると、別宅の息子から「焼肉に行くから準備して」と電話
「今、庭で食べているところ」と云うと驚いていた(笑)

私は、2/3を食べたので「ご馳走様」と席を譲って撤退。
家へ入り、食後の薬を飲んで一人でTV。
庭では、息子の家族が加わって大宴会。皆、楽しそうだ。
一番弾んでいるのは、レロレロとスリスリの声

今日だけは、見逃してくれ

2013-08-14 21:09:29 | 日記
骨折治療用の装具を付けたので、何とか歩行が可能になった。それで しばらくぶりに図書館へ。
駐車場が満車だったら、遠い坂の上にある駐車場から歩かなければならない。
補助要員として、娘が付き添うことになった。

幸運なことに、盆休暇のためか駐車場はがら空き状態で、入口に近い場所を確保できた
いつもは、階段を上がるのだが初めてエレベーターを利用してみた。
図書館も古いので当然エレベーターも古い。狭いし昇降時のショックが大きい。
最新のもののように、いつ動き出して、いつ着いたのかショックを感じない程に柔らかな感覚のエレベーターとは大違い。まるで遊園地のアトラクション並のスリルがある。

この図書館には、小型の買物カートのようなものがあり、これに本を入れてゆっくり周ることができる。
私は、図書ノートを作っていて、借りた時に渡される借出し票を貼ってあり、
自分なりに本の評価をして◎から○、△、×とマークしてあるので、本を重複して選んだり、あまり好きではない著者を避ける工夫をしている。
今日は、歩行に慣れていないので、このノートを活用して予め借りる本の著者を決めていたから、サッサッサッと5分程で選別完了。
ノンビリと館内を見ていた娘が焦る速さだ。

次は、待望のラーメン
この町一番の人気店は、改装工事が終わり営業を再開したらしいが、前を通ってみると やはり行列ができていた。

この行列に並ぶ自信が無いので、次の好きなラーメン屋へ行ってみた。
やはり混んでいたが席を確保。娘は、この店が初めてらしい。
カウンターへ座ろうとする娘を理由があってテーブル席へ誘導。
椅子に座ると娘が怪訝な顔(笑)
この顔が見たくてテーブル席へ座ったのだ。
この店のテーブルは、我が家のダイニングテーブルとかなり似ているのだ。回転する椅子も同じ。
決して安物ではないのだが、この店には数卓並んでいる。

さて、娘が頼んだ塩味ラーメン


私が頼んだ醤油味の大盛。


そこで、娘からキツイ一言。「大盛はやめたんじゃなかったの?」
(あっ、そうだった)
久しぶりのラーメンなので、浮かれてしまって、つい頼んでしまった。

「今日だけは、見逃してくれ~~」と娘に懇願

いつの間にか、我が家の庭に咲いていた花


進水式のように

2013-08-12 22:02:21 | 日記
今日は、骨折した足に付ける装具が完成する日。
土踏まずの部分に厚めのクッション材の入った装具を装着すると、骨折部に負荷を与えずに杖なして歩けるらしい。

マジックテープで固定して家の中で使用するものと、靴の中敷きとして外で使用するのを二種類渡されて何と約13000円。
(小さい声で言いますが、片足の分だけです・・・・ モグモグモグ)


7割は、後日保険で戻ってくるらしいが、それにしても高い。
骨折している間に、アベノミクスでインフレがすすんだのか??
とにかく文句の云える立場では無いので、素直に支払。

この装具を使用して、まだ完治までは1~2ケ月かかるらしい。
装着して立ってみる。ヨタヨタと数歩。
船で云えば「進水式」のようなもの。
TVのドッキリ画像で、進水式で海に出たとたん転覆した船があったのを思い出す。

つま先には、まだ力を入れることができないが、それにしても怖い。
一月歩かなかったので、骨が変形したのか、ジャンケンのグーの状態で歩いている感覚だ。
車椅子を病院へ返して、初めて歩いてヒョコヒョコと車へ戻る。

最初に市役所へ。7割返してもらう手続きを完了。

次に、蕎麦屋へ。久しぶりに奥様と向かい合って座り外食だ。

両足に履いた靴。


奥様とのランデブー(奥様は この状態で撮られたことを知らない)


盗撮ではないよ。

奥様の「えび天ザル」


私の「小町セット」丼には豚肉、温泉玉子、えび天、餅が入っている。


バクバク食べていると、奥様が「多すぎるから残しなさいよ」と睨むので丼の1/3ほど残した。

買物があると云うので、ジャスコへ。
広すぎて大変だ。店内に入るだけで疲労困憊。

痛みが出てきたので休憩しながら本屋へ。
それでも本を沢山買込んで満足。
特別に「優子様」のカバーを付けてもらった1冊は特に満足。


明日は、図書館へ行って、ラーメン食べて、コンビニへ行こう。
歩けることは素晴らしい。

10歳との別れ

2013-08-05 22:21:28 | 日記
骨折してから3回目の診察。
何も出来ずに もう ひと月が経過した。冬眠状態で ほとんど何もしないで過ごした7月。

図書館の返却日には、歩けないので娘にお願いして返してもらった。
買ってあった本は全て読んでしまったので、本棚を漁る毎日。

前回の診察では、「10歳なら骨もくっ付いている頃なのに」と云われ、
(それならボクちゃん、これからは10歳の気持ちになって)と思って、この2週間頑張ってきた。

診察室でX線写真を見て、医師がニッコリ。
先生の許可を得て撮影


「やったぜ」
あまりに喜ぶので、先生も看護師さんも爆笑。

今日は、足の型を取って、足に負担のかからないようにする装具を作るとのこと。
この装具を付けたら、杖無しで歩行ができるらしい。
「装具を付けたら10kmとか歩いて良いんですか?」と云ったら、
目を丸くして「ダメ ダメ」


負担が軽減されるので 普通に数歩だけ歩くことができる程度らしい。

それでも嬉しい。コンビニにも行けるし弁当だって買える。
本屋にも、図書館にも、ラーメン屋にも行こう。

あっ、その前に、車にガソリンを入れなくては……。
いや、その前に奥様にハグしなくては……。
チュッは……う~~ん、まあ、止めておこう。

装具の完成は1週間後。
1週間後に、ヒョコタン ヒョコタンと歩いて 図書館と本屋とラーメン屋と蕎麦屋とレストランとコンビニと……ウロウロしている人がいたら それは私(笑)