見て欲しいのに

突然ルンバに「片脚で立ったまま靴下を穿ける？」と訊かれた。

「お茶の子サイサイだ」と云い、サイサイでは無かったけれど何とか無事に靴下を穿けた。

反対側の脚も無難にこなして少し得意そうな私。



筋肉とかバランスが関係するのだろうけれど、これが出来るか出来ないかで、要介護になるリスクがある程度判るらしい。

ルンバは私が無事に穿けたのを見て、当分 介護で苦労する恐れはないと判断したようで少し嬉しそうだ。

だから「片脚立ちでパンツも脱げるよ」と云い、「見ててごらん」と云ったのだが
「見たくない」と背中を向けた。



何故なんだろう？？

脱いだついでに 何かをされると思ったのだろうか？

いや、もしかしたら もう何もされないのが哀しいからだろうか。

オイオイ

元貴乃花が離婚したと報道されたら、そのゴタゴタに隠れるようにミッチーこと及川光博と檀れいの離婚も発表された。



そのニュースを食い入る様に見ているルンバの視線がどことなく不気味だ。

「お二人の離婚についてどう思いますか？」とインタビューを受けていたオバチャンが突如云い出したのが

「私も お金があれば別れるわよ、ギャハハハ･････」

それを聞いて 大きく頷き、オバチャンよりも大声で笑うルンバ。



怯えてチラ見する私の視線には気が付いていない様子。



我が家は･････大丈夫なんだべか･････

太陽に向かって歩け

まだ「私がパフパフしてあげる」と云う人は現れないが、それでも頑張って「まなぽっと幣舞」の階段を10Fまで上がる決心をして家を出た。

昨日久しぶりに階段上がりをしたので筋肉痛だが昼にチョコを食べてしまったので、そのカロリーを抜かなければならない。

車で走っていると どんどん陽が落ちているのが見えた。
日本の東にある釧路では暮れるのが早い。

まだ3時半だと云うのに街は夕焼けモードだ。

と云うことで階段上がりは後日にして、夕陽撮影に方向転換。

港に車を置いてシャッターを切り、少し位置を変えてはまた撮影。



岸壁には三脚を据えている人もいて私よりも気合が入っている。

太陽が沈むのは早くて、ノンビリしてはいられない。

人気の撮影スポットである幣舞橋へ行っている余裕は無さそうなので河口を目指し、筋肉痛の脚を動かして太陽との競争が始まった。



突き刺す様に冷たい風との戦いには勝てたと思うけれど、水平線の上に雲が残っていたとは。



できれば丸い夕陽を撮りたかったけれど、まぁこれは仕方が無い。

早足でけっこう歩いたので良い運動にはなったと思う。

毎日続けて頑張るには

何と最近体調が良い。

3年前に3回の手術をして以来、胃腸症状が続き食欲が失せていた。

食べ物を無理して口に入れる生活が続いたのだが当然食べる量は減った。

嬉しいことにウエストがクビレ･･･まではいかないけれど、細くなったのが実感できて体重も5キロ以上落ちた。



だからもうこれで人生もオシマイだと覚悟し、今年の春に最後の車中泊の旅に出た時は、食欲が無い分旅も安上がりだった。

朝は、無理して食べるコンビニのメロンパン。

昼食は食べないことが多くて夜も粗食。それなのに金刀比羅宮の石段を上がれた。

今でも残念に思うのは、高知のマイフレさん宅に泊めてもらった時に出された豪華な皿鉢料理を沢山食べられなかったこと。


それがひと月ほど前に「腹が空いた」と思った日があって自分でも驚いた。
空腹というものを感じない生活を3年も続けていたのだから無理もない。

いつも通り御飯は茶碗に6割程しか食べないのだが、何か物足りなく感じることが多くなった。

完全回復では無いものの 時々発症する「腹空いた」感。

気が付いたら体重は元に戻っていて腹もプックリになった。



だから、あわてて昨日はジョギングし今日は久しぶりの階段昇り。



体重が戻った分だけ、キツイ キツイ。



「今日は頑張った」と思うと「明日は頑張らなくても良い」と思ってしまう私。



毎日頑張れるように、誰か10Fの階段の上で待っていてくれないかなぁ･････

ヒーヒー言いながら上がってくる私を優しくパフパフしてくれる人がいたら、毎日2回、いや3回は頑張れると思うのだけれど。

ムックリを鳴らすには

今朝見た夢がアニメ。
アニメの夢って初めなので、眠りながら驚いた(笑)。

内容は･････あれっ？覚えていない。何だったっけ･････
ドラエモンてもゴルゴでも無いことは確かだけれど･････

とにかく総天然色(古い表現)のアニメだったことは間違いない。

ニタニタして目覚めた途端、冷気に囲まれていることに気が付いた。




昨日、鳥取地区にあるドームでアイヌの舞踊・音楽イベントが行なわれた。

釧路にいながらあまり見たことがないので、散歩がてら出掛けてみた。



「北海道各地で異なるアイヌ文化を融合させた新しいアイヌ民族文化交流イベント」と云うことだ。多分初めての催しだろう。



トンコリと云う五弦琴の単調なリズムに被さる様にビューン、ビョーンと響き渡るのは有名なムックリと云う口琴だ。



https://www.youtube.com/watch?v=D9icgjHVHrk

昔々、阿寒湖温泉でこの音色に魅せられてムックリを買ったことを思い出した。







口に挟んでヒモを引けば鳴るものだと思っていたのだが、これがなかなか難しく、キスの経験も浅い私の弱々しい唇には痛みが出るだけで一度も鳴らせないまま、多分今も家の何処かにあるはずだ。

ロビーでは、そのムックリも売られていて、「買った人には鳴らし方を教えます」なんて書いてあったけれど、鳴らせない１ケを持て余しているのにもう一ケ増やす勇気は無くて、少しだけ悩んだけれど買わずに会場を出た。



ムックリを鳴らす前に、唇を鍛えるためにキスの練習が必要な気がする。
キスで経験を積まないと鳴らせないように思う。

奥さんは頑なにキスを拒絶するだろうから、先ず誰か相手を探さなくては。

判っているとは思うけれどオトコはダメだよ。

唇の周りがチクチクしていない柔らかい唇の女性が良いなぁ。