この旅では、予定には入れていたのにパスした場所がかなりある。
駐車料金が高かったり撮影禁止だったり、そして道が狭かったり雨に降られたり・・・・・。
モッタイナイとは思ったのだが、どうやら私は諦めが良いようだ。
「嫌い」と云われたらウジウジしないでサッと身を引く そんな性格に違いない。
今朝テレビで観た一途な恋するペンギンクンとは大違いだ。
指宿にある魚見岳展望台は景色が良さそうなのだが下界は霧で「てやんでぇ」と一言残して 即下山した。
浦島太郎の伝説がある長崎鼻はパーキングガーデンの駐車場は無料だったのだが入園料が1200円だったので迷わずケツをまくった。
番所鼻公園は伊能忠敬が「天下の絶景」と讃えた場所なので、恐る恐る行ってみたら駐車場は無料で入園も自由。
その上、駐車場から1分で海辺と云うのだから文句をつけようがない。
景色だって 伊能忠敬先生のおっしゃるとおり かなり素晴らしい。
残念なのは薩摩富士とも呼ばれる開聞岳山頂が雲で隠れていたことだが無料だから、まぁ良いさ(笑)
日本最南端の西大山駅へ行ってみた。日本最東端の東根室駅は閑散としていたが、ここには土産物店もありマニアックな観光客が何人も訪れていた。
土産物店から借りたボードを持って走っている若者がいたので見ているとホームへ上がって開聞岳をバックに記念撮影を始めたので周囲の人は大笑い。
私も断って撮らせてもらった。
東根室駅もこんな雰囲気の駅になれば良いのにと少し羨ましかった。
★番外編
阿寒町の道の駅へ行った。
車から降りて歩いているとランニング一枚で肩を剥き出しにしたお兄ちゃんがソフトクリームを食べて歩いているのを発見。
20キロしか離れていない自宅を出る時には16度だったので私はブルゾンをしっかり着ているのに、寒くは無いのだろうか。
いくらなんでも この時期に・・・・・と思ったら他にも半袖の人がウロウロ。
えっ? もしかしたら 暖かいのかと思ってブルゾンの前を開いてみたら・・・・・暑いじゃん。
服装が変なのは私の方だった。
自宅から少し内陸へ入っただけなのに、寒流の影響を受けないのか気温を確認したら24度もあった。
世間は こんなに暖かいのかと思うと寒い自宅でストーブに火を点けている自分がアホに思えた。
こらっ・・・・寒い分 税金返せ。