北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

ニギニギ

2021-07-31 21:53:51 | 日記
朝、洗顔の時に鏡を見ることが増えた。
残り少ない髪にブラシをかけることも増えた。

無駄なあがきだと知ってはいるが、薄くなっているのがテッペンなので、鏡に写る限り大丈夫に見える。

それよりも問題は眉だ。
「クレヨンしんちゃんみたいだ」と笑われてから、自分なりに色々研究してみた。

直線的にひくのではなく斜めに塗ってみた。

毎朝、私の顔を確認するルンバが笑わなくなった。

技術的に上達したのか、それとも見慣れたのか分からないが、「それ程違和感が無くなった」と云う。

研究心が芽生え、鏡とニラメッコする時間が増えた。

今朝は「気合いが入りすぎている」と注意された。
少し濃かったのかも知れない。

女性の化粧が少しずつ濃くなる気持ちが理解出来るようになった。
ついつい、やっちまうのだ。

じつは何年も前に勇気を出して買った100均のツケマが引き出しの中にある。
これを付ける日が近いような気がする。

私がウッフンしたら誰か、そっと握ってくれるだろうか
握るのは手だよ。手だからね。

どこか他の場所を握って欲しいなんて思っていないけれど、どうしてもと云うのなら・・・・・まぁニギニギ程度なら。

同じレベル

2021-07-30 23:16:30 | 日記
仕事から帰ってきたスリスリが玄関の外側、ドアの直ぐ脇に大きい蜘蛛がいたと教えてくれた。

それを聞いただけでゾクゾク。

出勤する時にも同じ場所にいたと云うので、もしかしたら死んでいるのかも知れないと云う。

そのまま退治していないと云うので、怖々見に行ったら・・・・・いた。

かなりデカイのが巣を張るでもなく身動きせずにドアと壁の境目に張り付いている。

殺虫剤を至近距離から噴霧してみたが、全く動かない。
やっぱり死んでいるのかもと思いながら念のためにもう一度噴霧してみたら・・・・・モソモソと動いた。
ギャッと叫びたい気持ちを抑えてまたシュッ。

蜘蛛は苦しくなったのかクルンと180度体操選手のように回転して腹を見せたので、今度はその腹に向けてシュッ、シュッ、シュッ。

しばらく見ていると、壁から落ちてご臨終❔




夜、電灯を点けてトイレのドアを開けたら左端の床の上に、また蜘蛛を発見。
動かなければ見つからないだろうと思っているのか化石のようにピクリともしない。
私は殺虫剤を手にして戻り、その化石にシュッ。慌てて走り出したヤツを追いかけるようにシュッ、シュッ。

動かなくなったので、多分コイツもご臨終だろう。

「お母さん、あのねぇ、トイレに蜘蛛がいたから殺虫剤をかけたからね」と報告したら
「その蜘蛛は、どうしたの❔ まさかそのままにしていないよね」と私を一睨み。



直接ではないとしても私が蜘蛛を持てるわけがない。
「そのまま便器の右奥でオヤスミになっています」と伝えたら、さらに強い目力で私を睨む。

苦手なものは苦手。怖いものは怖いのだから仕方が無い。

蛇やトカゲは大丈夫だけれど、蜘蛛だけはダメ。

一番怖いのは蜘蛛。
蜘蛛が一番怖いと思っていたのだけれど、考えてみたらルンバも同じ位怖い。

どちらも怖さでは同じレベルだと云うことに、今日気が付いた。

つまらない一日にしてやる

2021-07-29 18:11:23 | 日記
今朝、何気なく見ていたテレビの星座占い。
今日の運気が良い順番に紹介される。

私の蟹座は何位だろうかと思いながらパンを囓っていたら10位。
10位が良いのか悪いのか、星座の種類がいくつあるのか分からないけれど、
その後に続く言葉が凄い。

今日の蟹座は「つまらない一日」と書いてあるのだ。
書いてあるのは、それだけ。

つまり「10位 蟹座 つまらない一日」

この文字を見て数秒 口を動かすのを忘れた。

「つまらない一日」でも良いけれど、何か前向きな元気付ける言葉を考えられないものだろうかねぇ・・・・・

「あまり変化の無い一日ですが、楽しいことを見つけて元気に過ごしましょう」とかね。

と云うことで濃霧が押し寄せ湿度が上がりムンムンする部屋の中で「つまらない一日」を過ごしている。

意地でも楽しい一日にはしない。
そう思いながら。

地平線

2021-07-28 17:09:36 | 日記
病名の告知を受けてから5年が過ぎた。

まぁ他人事なんでしょうけれど、クリニックの医師は淡々と「癌ですね」
「紹介状書きますから」と云われてから、もう5年が過ぎたのだ。

告知された途端、ずーっと遠くにあった人生の地平線が一瞬で手前に引き寄せられ、手の届く所に来たのだけれど不思議なことに未だ生きている。

家族に「癌だった」と云った時、誰も涙を流さず「手術するんでしょ」と軽く云われ、(やっぱり他人事なんだ・・・・・)と思った。

死ぬ前に根室へ行って、デカイ蟹を食べようと思った。もちろん一人でだ。
涙を流さなかった奴らには食べさせないと決めたのに、まだ食べに行っていないことを思いだした。




今日は手術を受けた病院の定期検査日。
受付の機械に診察券を入れると患者番号の紙が出てくるのでそれを持って受診科へ。

採血室の看護師さんに呼ばれ、確認の為に名前と生年月日を云うのだが、「蟹座です」なんて余計な一言を加える。

私の横に座った患者さんを担当していた看護師さんが、「蟹座なら7月生まれですね」と云ったので「蟹座の方と相性が良いのですね」と云ったら無言。

だから「ゴメン、相性が良くなかったようで・・・・・」と云ったら私に注射針を刺そうとしていた看護師さんが震えながら笑いを噛み殺した。

採尿カップを渡され「出ますか❔」と訊かれたので「プロの患者は適量を溜めて来ているので大丈夫」と胸を張る。


後は結果が出るまで約1時間待ち。

診察室へ入り数値を説明する先生から「頑張っていますね」とお褒めの言葉。
「そりゃ、先生の指示をきちんと守る模範的な患者ですから」とここでも胸を張る。

人生の地平線が、少しだけ遠去かった。

ミニスカ

2021-07-26 20:13:04 | 日記
昨日2回目のワクチン接種をしたので、念のため自発的に自宅待機。

天気は良いけれど自宅でゴロゴロ。
気温26度だが網戸から吹き込む風が心地よい。

接種部位が少し熱を持っているようだが、やや痛痒い程度。

図書館から借りてきていた本を一冊読み終え、残り2冊。

気分を変えるために以前書いたブログを見たら、これがなかなか面白い。

自分で書いたのに、古いのは内容をほとんど忘れていて、本当に自分が書いたのかと呆れ、笑い、そして懐かしむ。

窓から外を見下ろしたら、近所の多分80歳になる元気な婆ちゃんが庭の手入れ。

何となく見ていたら、黒いストッキングに膝上のミニスカ姿。

思わず二度見、三度見、四度見(驚)。

撮りたいけれどカメラが手元に無い。
添付したかったけれどなぁ・・・・・ゴメン。