湿原道路で熊の目撃情報が2ケ所。
その数日前に、川の左岸で目撃情報があったので、同じ熊が橋を渡って来たのだろう。
その湿原を横断する道路は2日後に湿原マラソンが行われる直線道路だ。
私はカメラ持参で外出準備。ルンバはそれを見て置いていかれてたまるかと外出準備。
カメラを用意したので何処か良い所へ行くのかもと思ったのだろう。
私の目的は熊なのに(笑)
普段より速度を落として湿原道路を車で進む。二人で左右を確認しながら進む。
が、残念ながら熊の姿は見えず湿原を横断して終点の遠矢へ着いてしまった。
遠矢と云えば私にとってはマイフレのM子さんの実家がある。
彼女は亡くなった友達の友達だ。
実家を処分する為に埼玉から一時帰省し家の中を整理していると聞いた。
数年前に湿原をウォークしていて「う●こ」をしたくなって、とても辛かったとブログに書いたら、「トイレ貸すから家に来て」とコメ入れてくれた優しい人だ。
でもね、実際に逢ったのは4~5回程で年々老いて顔が変わっている男が突然ピンポンして「う●こさせて」とは云えない。
今日は近くまで来たので勇気を出して帰宅しているであろう彼女の家をピンポン。
出てきた彼女は私の顔を誰?と言う表情で見つめるのだが、それは私も同じで彼女がM子さんかどうか判然としない(笑)
だから恐る恐る「M子さん? タブタブですが・・・・」と云った途端、お互いに記憶が蘇って
「うわぁ・・・・入って 入って」と満面の笑顔。
「今日、う●こは大丈夫だから」と玄関で数分立ち話。
家は既に買い手が付いたようで、彼女と逢うのはこれが最後かも知れない。
だから寂しさを押し殺し、彼女の顔を忘れないようにしようと気合を込めてしっかり見つめた。