北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

お馬さんに乗って

2024-09-12 20:23:09 | 旅行
※ 東北海道観光の最終章

Yさん御夫婦は、無事に京都府の自宅へ戻り、御夫婦の東北海道観光日記は終わりとなったはずなのに、何かを忘れているような気がしてならない。

それで御二人からのLINEを端から見て行ったら、Yさんの奥様から、もっとダブルベッドのこととかを書いて欲しいと書かれているのを見つけた。

「ダブルベッドのことを書いて」と云われても二人の部屋へは入っていないしダブルベッドがどんな状態だったのか、柔らかさとか、枕の高さはどうだったのか……

何も見ていないのだから書きようが無い。

気の弱い私は強制退会されるのではと怯え、毎回ドキドキしながらブログを書いているのだ。

ンコの事やチ●チ●の事を書いては消しを繰り返して多少脚色はしているのだけれど事実からそんなに外れてはいないと自分に言い聞かせて毎回投稿している。

それがベッドを全く見ていないのに「書いて」と云うのだからかなり悩んだのだが、奥様のリクエストに応えるために色々考えて、もしかしたらアノ事を書けと云うのかも知れないと思い至った。

それは数年ぶり?にダブルベッドへ並んで脚を絡めて寝た後のことだ。
そのまま何もしないで眠りについたとは思えない。だって夫婦だもの。

久しぶりに脚を絡めて見つめあいモミモミやニギニギをしたのではと思う。
一つのソフトクリームをペロペロしていたのは、その余波だったのだ、きっと。

でもYさんは腰と股関節を手術してあまり動けないはずだ。湿原展望台や摩周湖でも一歩ずつ踏みしめるように歩いていたのを思い出した。

だからYさんが動くのは無理なのではと思ったのだが、「書いて」と云うのが奥様の方だったのを思い出した。

Yさんの代わりに奥様の方が頑張ったに違いない。

あの体位は何と云ったっけ……
そうだ、騎乗位だ。お馬さんに乗ってパカパカしている形だ。

奥様は、このことを書いて欲しかったのだ、きっとそうだ。

※ 今日の午後、Yさんから「エロを書かせたら天才や」とのお褒め?の言葉を頂いたのですが、続いて奥様からは「私はダブルベッドのことを書いてなんて言っていない」と怒りのスタンプ入りでのLINEが入りました。それで老眼鏡を付けて見直してみたらそれを書いたのは奥様ではなくYさん本人だと判明しましたので、伏して訂正させて頂きます。奥様には大変迷惑をかけてしまいました。
きっとパカパカは無かったのですね。

北海道三名橋の一つ 幣舞橋

2024-09-06 17:18:14 | 旅行
※ 先日の続き 休息日(幣舞橋)

京都府の南端に近い所から飛行機でやってくるYさんに予め乞われていたことがある
一日、休息日が欲しいと云うことだ。

三泊四日しかない旅行日程なのに貴重な一日が抜けることになる。

脚・腰を手術したと云うから体力に自信が無いのかも知れない

調べてみたら伊丹ではなく関空からの便を利用するようだ。だから乗り換えだけでも大変なのだろう。

それで一番天候の良さそうな日を湿原と摩周観光に当て翌日を希望の休息日にした。

その休息日をダブルベッドの上で、夫婦共同の疲れることをしないで欲しいと思ったのだが、まぁ余計なお世話だし、きっとてそんなに頑張れないだろう。

その日をルンバの歯科受診に当て私も身体を休めることにした。

お二人はその休息日に、どうやらホテル近くにある北海道三名橋の一つ、幣舞橋(ぬさまいばし)付近を散策したらしい。
橋の近くには土産物店や市場の入った観光施設があるし、幸いにも天気予報は外れまぁまぁの天気だったから。

その日、スマホで撮った写真が送られてきた。

幣舞橋の上に立つ著名な彫刻家四人が作った四季の像。
その内、冬の像の前で競い合うように同じポーズで写っているYさんの奥様。

冬の像と胸の膨らみやスタイルが似ていると強く思えば似ていないことは無い。

乳を丈夫な糸でピンと上向きに引っ張りウエストを思いっきり絞めたら瓜二つだと自分に言い聞かせ、賛辞の嵐でLINE返信。

その後には仲良くダブルベッドで寝たホテルが背景として写っていた。

東北海道観光 日本最大のカルデラ湖 屈斜路湖へ

2024-09-03 21:04:57 | 旅行
※ 前回の続き 屈斜路湖へ

摩周湖を見て硫黄山へ向かう前に昼食をとらなければならない。
実は弟子屈の町で好きだった和食レストランの店が閉店したので、あまり美味しい店を知らない。
知っているのは何かの賞をとったと云う有名ラーメン店だけなのだけれど、ルンバのお口には合わないと云うのだから前夜に助け舟をスリスリに求めて教えてもらったレストランへ行くことにした。

初めて案内するレストランなので私も興味津々。
しかし人気があり過ぎて、もう具材は無く作れるのはオムライスだけと云うので4人で仲良く子供のようにオムライスを口に入れた。

次に向かったのは硫黄山。戦時中、火薬の原料である硫黄を掘り出した跡でもあり、現在も噴煙を上げているし硫黄の匂いが強いので、あまり近寄りたくない場所でもある。

Yさんは当然のようにPから見るだけ。奥様だけが一人でどんどん奥へ入っていった。

名横綱 大鵬関の故郷でもある川湯の温泉街を素通りして目指したのは、今日の最終目的地である屈斜路湖だ。日本最大のカルデラ湖だ。

釧路川は、この湖から流れ出ている。

湖畔の数か所に温泉宿があるけれど目指すのはキャンプ場もある砂湯。
湖岸の砂を手で掘ると湯が滲み出てくるので沢山の掘り跡がある。

もちろん冬には湖全体が凍るのだが、温泉が湧き出ているこの場所だけは結氷しないのでオオハクチョウが餌を求めて沢山集まる場所でもある。

帰りは往路とは違う釧路湿原の西側に沿って南下する道を走った。

途中には湿原の中を歩くことが出来る木道が設置されている恩根内ビジターセンターがあるのだが、そこへ行くまで階段を降りることになるのでスルーしたが、途中 丹頂鶴も見られたしヨシと云うことにし、宿泊しているホテル近くにある釧路三大麺の一つである泉屋のスパカツを教えて別れた。

東北海道観光 日本最大のカルデラ

2024-09-02 19:26:45 | 旅行
※ 前回の続き (硫黄山)

摩周湖には3つの展望台がある。有名なのは第一展望台で前回紹介したのも第一からの景色だ。
他に第三展望台とマニアックな人が行く裏摩周展望台と云うのがあるが、遠すぎるので
「どうしても行きたいのウッフン」と粘る人しか裏摩周へ案内したことは無い。

Yさんは足腰が弱っているし、彼のウッフンなんて気持ちが悪いだけなので、そのまま第三展望台へ向かった。
路肩の余地へ車を停め、下車したのは良いけれど、第一展望台よりも高くて急な石段を見ただけでギブ宣言をしたYさんを置いて奥様とルンバは元気よく石段を上がって行った。

じつはこの場所、石段を上がって湖を別角度から見るのも良いが、この路肩から逆側を見下ろすのも なかなかの景色なのだ。

カルデラという言葉で真っ先にイメージするのは阿蘇ではないかと思うのだが、実は日本最大のカルデラほぼ全体を、ここから見下ろす事ができる。

今我々が走ってきた峰道はカルデラの縁だ。

カルデラの中にはこれから行く噴煙を上げている硫黄山と、その向こうに日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖が見えている。

傍で私の説明を聞いていたチャリで上がって来たらしい方から「硫黄山はアイヌ語では何と云うのですか?」なんて聞かれ、突然のことに言葉が出てこない私。
あわあわしながら「忘れました」と云う私の横で急にスマホで検索を始めた彼.

「硫黄山はアトサヌプリですね。裸の山と云う意味らしいですよ」と教えて頂き、しっかりお礼を云った私。

デジタルには負けると一瞬で悟った。クソッ

東北海道観光 神の湖 摩周湖へ

2024-09-01 15:08:47 | 旅行
※ 先日の多和平の続き(摩周湖)

私が北海道へ来るのなら必ず行きなさいと、強く勧めている場所が3つある。
ブログにも数回書いたのだが忘れている人の方が多いだろう。

それは函館山と知床に、そして摩周湖だ。
最近は身贔屓でそれに釧路湿原が加わったのだが、多和平を出た車はYさん御夫妻にどうしても見てもらいたい摩周湖への坂を一気に上がった。

霧に覆われることの多い場所なので、予めライブカメラの映像で調べていたのだが霧は無いようだ。摩周岳が下からでもハッキリと見えている。

ルンバは私が事前に教えた通りに500円玉を握っていた。

ここのPには私が陰で奪衣婆、脱衣爺と呼んでいる駐車料金を徴収する人がいるのだ。
霧に覆われて何も見えない時でも、どこからかヌーッと現れて500円を受け取る手を出す。

死んだ人が三途の川を渡るときに料金代わりに服を剝ぎ取られるのと同じだ……とつい思ってしまう(笑)

傾斜の少し強いPに車を置き、多和平でヘトヘトになっているYさんを連れ出して歩かせる。

最初に書いたが、ここは絶対に見せなければならない場所なのだ。

アイヌ語でカムイトゥ(神の湖)と呼ばれる透明度が高く美しい特別な湖の向こう側には山頂が噴火で吹き飛んだ独特な山容のカムイヌプリ(神の山)が神聖さに拍車をかけている。

それを見る為には10段程の石段を上がらなければならない。

「オレは見なくても良いや」と云いたそうな顔のYさんを、奪衣婆に500円払った私は鞭打つように鬼のような形相で石段を上がらせた。