前回の続き。
「の」に全力を使い果たし、力が抜けた状態で何とか到着した「湯の滝」
昔より整備されたのか、大分きれいになっている。
滝が流れ落ちるマンガン鉱床の辺りは昔のままだ。
トイレの水は止められていたので、滝に手を入れて洗う。多分、流れの横の黒い岩がマンガンだ
40度ほどの湯温と記憶していたが、丁度良い。
滝の下にある池には魚が泳いでいる。40度だと煮魚にならないようだ。
帰りの道は、往路とは違い余裕を感じる。スリスリのキノコの説明にも気持ちよく対応できる。
が、突然スリスリが大声で示す。
「ここが の の場所だよ。」
しっかりと記憶に刻まれてしまっているようだ。(涙)
横目で見ることもなくマーキング地点を通過。
もう二度とここを訪れることはない。記憶から消し去りたい場所だ。
前から手をつないだイチャイチャ夫婦?が歩いて来る。
女の方は、色気溢れる青田典子似の美人。右の横乳を男の腕にグイグイしている。
それが「こんにちはぁ~」と挨拶した時、男の方に縋るように首を傾けて桃色の息を吐き出したのが見えた。
「桃色吐息」の現実バージョンだ。キラキラと蛍光色に輝いている。
色々なところに力を出し切り弱っている私でも、シャキーンと元気になった。
横の男は、何とテッペンの薄い角野卓造だ。ラーメン屋のオヤジ風だ。
「角野卓造じゃね~よ」と言いそうなオヤジだ。
その横に桃色吐息の青田典子風が横乳グイグイで歩いてくる。
何で、こんなのに あんなのが くっついているんだ。
スリスリに「あの二人、手をつないでいたか」と確認したら「うん、つないでいた」と返事。
スリスリもしっかり確認していたようだ。
何故か無性に腹が立ってきた。骨折していた足で危うく石を蹴るところだった。
草むらに入って、俺の「の」を踏めば良いのに と思ってしまう。
おもぃっきり グニュって踏んでコケて、桃色から「の」色に染まればいいのだ。
今度は、若い大学生風の男二人とすれ違う。
「前をイチャイチャしているのがいるから、腹立ったら池に落としてやれ」と云いたくなった。
ムカムカした気分のまま車に戻り走り出す。もう昼なので、西に向かって足寄か帯広で食べることにする。
腹に何か入れば、横乳のことを忘れられるかも知れない。
どんどん走って螺湾(らわん)に到着。螺湾といえば背の高さを越える巨大なラワン蕗で有名なところだ。
蕗を見られる畑があったのだが、場所を忘れてしまったのでGPSに登録するために探すことにした。以前の記憶を頼りに走り回る。
諦めかけた頃、記憶より10キロ以上も離れた場所で畑を発見し車のGPSにしっかり登録。
季節外れなので蕗は萎れているが大きさはわかるので撮影。
足寄(あしょろ)は、松山千春の故郷だ。道の駅には千春コーナーがあってラワン蕗の横に立つ千春の写真や足寄に因んで足型まである。
案内板には、丁寧に実家の場所まで記されている。
隣の十勝池田町がドリカム吉田美和の実家を公表していないのとは大違いだ。
足寄で蕎麦を食べるか、帯広の豚丼か池田の豚天丼かで悩んだが帯広の豚丼に決定。昼飯としては遅くなるが頑張って帯広へ走ることにする。
帯広へ近づくと昔、帯広の短大へ行っていたスリスリがGPSを無視して道案内を始める。ナビは直進を指示しているのに、ここで右折、そこは左折と指示。
帯広でつきあっていたシャコタン男と市内を走りまわっていたのかも知れない。
「ここには橋がなかったのに」とかメチャ詳しい。
帯広には、豚丼が旨いとして我が家が認定した店が3軒あるが、ここはシャコタンに紹介されたイチオシの1軒。
私は、普通量、スリスリはハーフを注文。
味噌汁も頼んだが、何と今日は無料でサービスされるらしい。
スリスリは久しぶりの味に感激の様子「うん、この味、この味」とご満悦。
豚食いながらシャコタンのことを思い出しているのかも知れない。
店を出る時には、何とジャガイモのサービス。二人なので2袋が渡された。
先日、車の新車展示会で沢山のイモをもらったばかりなのに、さらに2袋。
スリスリが大笑いして、袋を下げて力の抜けた私の後ろ姿を撮影。
さて、家まで120km。スリスリは再度GPSを無視して案内を開始。
「ここはまっすぐ。一時停止が3つあるので、その後は右の車線に」
畑の中を通る起伏のある道が続く。
ナビの画面には道が表示されていないのに、スリスリの頭には道がある。
「何処に出ると思う?」と訊かれたので
「帯広の隣町の幕別かな」と云うと スリスリはニヤリ
幕別よりは かなり釧路寄りのラブホ横で国道に合流した。
時間的には得した気分だが、ラブホの横に出たというのが気になる。
とにかく、国道に出てホッとしたのか眠気が出てきたので運転交代。
スリスリは、東北自動車道でトラック軍団とバトルを展開し、ごぼう抜きにしたほどの飛ばし屋だが、シャコタンと別れてからは大人しくなった。
シャコタンはムチャクチャだった。底を擦るような低い車で火花を散らしながら飛ばし、横から飛び出した「止まれ」の旗持った警察官を「危ねえぞ、バカ野郎、死にてぇのか」と一喝したと聞いた。
しかし、私は、そのシャコタンを猫のように飼いならし、アネゴのように顎で使い、まるで子分のように扱っていたスリスリに もっと驚いたものだ。
意識が戻った時は、既に釧路圏内。スリスリは燃費計を見て少しずつ数値が上がるように工夫しながら静かに運転を楽しんでいる。
燃費が26.1km/l を指したところで帰宅。
バックで車庫入れしている時に0.1km/l 落ちて26.0km/l になってしまった。
本日の走行距離、353.8km
「の」に全力を使い果たし、力が抜けた状態で何とか到着した「湯の滝」
昔より整備されたのか、大分きれいになっている。
滝が流れ落ちるマンガン鉱床の辺りは昔のままだ。
トイレの水は止められていたので、滝に手を入れて洗う。多分、流れの横の黒い岩がマンガンだ
40度ほどの湯温と記憶していたが、丁度良い。
滝の下にある池には魚が泳いでいる。40度だと煮魚にならないようだ。
帰りの道は、往路とは違い余裕を感じる。スリスリのキノコの説明にも気持ちよく対応できる。
が、突然スリスリが大声で示す。
「ここが の の場所だよ。」
しっかりと記憶に刻まれてしまっているようだ。(涙)
横目で見ることもなくマーキング地点を通過。
もう二度とここを訪れることはない。記憶から消し去りたい場所だ。
前から手をつないだイチャイチャ夫婦?が歩いて来る。
女の方は、色気溢れる青田典子似の美人。右の横乳を男の腕にグイグイしている。
それが「こんにちはぁ~」と挨拶した時、男の方に縋るように首を傾けて桃色の息を吐き出したのが見えた。
「桃色吐息」の現実バージョンだ。キラキラと蛍光色に輝いている。
色々なところに力を出し切り弱っている私でも、シャキーンと元気になった。
横の男は、何とテッペンの薄い角野卓造だ。ラーメン屋のオヤジ風だ。
「角野卓造じゃね~よ」と言いそうなオヤジだ。
その横に桃色吐息の青田典子風が横乳グイグイで歩いてくる。
何で、こんなのに あんなのが くっついているんだ。
スリスリに「あの二人、手をつないでいたか」と確認したら「うん、つないでいた」と返事。
スリスリもしっかり確認していたようだ。
何故か無性に腹が立ってきた。骨折していた足で危うく石を蹴るところだった。
草むらに入って、俺の「の」を踏めば良いのに と思ってしまう。
おもぃっきり グニュって踏んでコケて、桃色から「の」色に染まればいいのだ。
今度は、若い大学生風の男二人とすれ違う。
「前をイチャイチャしているのがいるから、腹立ったら池に落としてやれ」と云いたくなった。
ムカムカした気分のまま車に戻り走り出す。もう昼なので、西に向かって足寄か帯広で食べることにする。
腹に何か入れば、横乳のことを忘れられるかも知れない。
どんどん走って螺湾(らわん)に到着。螺湾といえば背の高さを越える巨大なラワン蕗で有名なところだ。
蕗を見られる畑があったのだが、場所を忘れてしまったのでGPSに登録するために探すことにした。以前の記憶を頼りに走り回る。
諦めかけた頃、記憶より10キロ以上も離れた場所で畑を発見し車のGPSにしっかり登録。
季節外れなので蕗は萎れているが大きさはわかるので撮影。
足寄(あしょろ)は、松山千春の故郷だ。道の駅には千春コーナーがあってラワン蕗の横に立つ千春の写真や足寄に因んで足型まである。
案内板には、丁寧に実家の場所まで記されている。
隣の十勝池田町がドリカム吉田美和の実家を公表していないのとは大違いだ。
足寄で蕎麦を食べるか、帯広の豚丼か池田の豚天丼かで悩んだが帯広の豚丼に決定。昼飯としては遅くなるが頑張って帯広へ走ることにする。
帯広へ近づくと昔、帯広の短大へ行っていたスリスリがGPSを無視して道案内を始める。ナビは直進を指示しているのに、ここで右折、そこは左折と指示。
帯広でつきあっていたシャコタン男と市内を走りまわっていたのかも知れない。
「ここには橋がなかったのに」とかメチャ詳しい。
帯広には、豚丼が旨いとして我が家が認定した店が3軒あるが、ここはシャコタンに紹介されたイチオシの1軒。
私は、普通量、スリスリはハーフを注文。
味噌汁も頼んだが、何と今日は無料でサービスされるらしい。
スリスリは久しぶりの味に感激の様子「うん、この味、この味」とご満悦。
豚食いながらシャコタンのことを思い出しているのかも知れない。
店を出る時には、何とジャガイモのサービス。二人なので2袋が渡された。
先日、車の新車展示会で沢山のイモをもらったばかりなのに、さらに2袋。
スリスリが大笑いして、袋を下げて力の抜けた私の後ろ姿を撮影。
さて、家まで120km。スリスリは再度GPSを無視して案内を開始。
「ここはまっすぐ。一時停止が3つあるので、その後は右の車線に」
畑の中を通る起伏のある道が続く。
ナビの画面には道が表示されていないのに、スリスリの頭には道がある。
「何処に出ると思う?」と訊かれたので
「帯広の隣町の幕別かな」と云うと スリスリはニヤリ
幕別よりは かなり釧路寄りのラブホ横で国道に合流した。
時間的には得した気分だが、ラブホの横に出たというのが気になる。
とにかく、国道に出てホッとしたのか眠気が出てきたので運転交代。
スリスリは、東北自動車道でトラック軍団とバトルを展開し、ごぼう抜きにしたほどの飛ばし屋だが、シャコタンと別れてからは大人しくなった。
シャコタンはムチャクチャだった。底を擦るような低い車で火花を散らしながら飛ばし、横から飛び出した「止まれ」の旗持った警察官を「危ねえぞ、バカ野郎、死にてぇのか」と一喝したと聞いた。
しかし、私は、そのシャコタンを猫のように飼いならし、アネゴのように顎で使い、まるで子分のように扱っていたスリスリに もっと驚いたものだ。
意識が戻った時は、既に釧路圏内。スリスリは燃費計を見て少しずつ数値が上がるように工夫しながら静かに運転を楽しんでいる。
燃費が26.1km/l を指したところで帰宅。
バックで車庫入れしている時に0.1km/l 落ちて26.0km/l になってしまった。
本日の走行距離、353.8km