タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

裏山ガチ歩き~2

2021-02-26 10:43:15 | 山歩きから
昨日の裏山歩きです。

中国自然歩道、荒谷林道、大杉集落、71番鉄塔、50番鉄塔、障子岩、二郎杉。

いずれもタカ長たちが日常的に行っているところです。

    

昨日の裏山歩きがいつもと違ったのは、そこを半日で歩いたということだけです。半日で歩くためにはチョッとマジメに歩かないといけないので、いつもよりはスピードが速かったはずです。

そのような歩き方をすると疲れると思われますが、結果は逆だったようです。

久しぶりに充実した登山をした感じで、今朝も気分は最高です。

    

このような歩き方をしたのは昨年3月の窓ヶ山以来かも???

写真はそのとき撮った、窓ヶ山の稜線から見たわが裏山と安芸の宮島方面です。

その日は窓ヶ山の稜線を歩いて歩数の総計が2万6千になりました。昨日は1万5千くらいですから、歩数的には多くありません。

歩数はともかく、累計標高差はいつもより大きくなったことは間違いありません。それでもこれと言った疲れを感じなかったのは、独りなのでマイペースで歩けたからだと思います。

    

以下はタカ長の独断ですが、その「マイペース」と言う言葉がダラダラ歩きをするための口実に使われているように感じることが多々あります。

マイペースで行きます=ダラダラ歩きます

と言うように使われ、ダラダラ歩くほうが疲れないと考えられているように思うのです。
しかし、ことはそう単純ではありません。

    

「登山の運動生理学百科」(鹿屋体育大学教授 山本正嘉・東京新聞)からの引用です。

快適な登山を楽しむためには、疲労物質と言われる乳酸を出さないような歩き方をすることにつきます。

その乳酸値は直線的に上がるのではありません。このグラフのようにある点から急激に上がって行きます。

その手前の、無理なく歩けるペースがその人の「マイペース」だとタカ長は思っています。

口で言えばたったそれだけのことですが、実際にはそう単純なことではありません。人の体調は日々変わりますし、山の状況も同じではありません。

ゆっくり歩けばよいかと言えばそうでもありません。リズムには乗れないし、目的の山に登れない可能性もあります。

その中でうまくペースを見つけ、給水と休憩を間違わなかったら、いくつになっても山は快適に歩けると信じています。

    

昨日のガチ歩きで、あらためてそのようなことを考えました。

その休憩ですが、言いたいことは色々あるので、そのことは後日の話題とします。


コメント
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