タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

タカ長のかみなり物語

2021-02-24 09:49:32 | 山歩きから
昨日河平連山を歩いた仲間はタカ長たち山グループの草創期からのメンバーです。

それだけに共通の山の記憶がたくさんあります。その上タカカノとは団地に居住を始めたころからの仲間でもあります。そのため昨日は終始おしゃべりをしながらの山歩きになりました。

    

女と言う字を三つ書いてしいと読みますが、昨日は女二人で十分しい状態でした。その中に時々タカ長が割りこんでの登山でした。

あれだけしゃべりながら山を登って行けるのですから、脚力はともかく、心肺機能は心配ないようですね。

    

そのとき仲間が言いました。

私はタカ長に叱られたことがある、と。

そう言われて思い出しました。タカ長が山グループを立ち上げてから今日まで何度も声を荒げたことがあります。

最初に断っておきますが、感情論で言ったことはありません。すべて安全に関することだけです。

昨日仲間が言ったのはそのうちの一つなのでしょうが、他意あって言っているのではないので、ことが終わってしまえばほとんど忘れています。

    

何も分からない人が集まって山グループを立ち上げたのですから、かみなりを落とすことも時には必要なことだ、と言うのがタカ長の理屈です。

それがあったからこれまで事故らしい事故も起こさないでやって来られた、とタカ長は信じているのですが、仲間たちはどのように考えているのか、あらためて聞いたことはありません。

お蔭でいろいろ勉強させてもらいました、、、、。

と言ってくれましたが、それはリップサービスではないと思いました。

最近はかみなりを落とすことも無くなりました、と言うか、意識して止めています。

それが良いことか悪いことか分かりません。

    

山を歩く以上100%の安全が保障されることはありません。何らかの危険は常に存在します。

安全上問題があれば煙の段階で指摘したほうが良いと思うのですが、タカ長の苦言も最近は歓迎されていないことを感じているので、かみなり物語は過去のものになってきました。

時にはかみなりを落としながらも必死でチームをまとめ、一人の落伍者も出さないで北アルプスなどを歩いた頃が懐かしく思われるようになりました。


コメント
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