またまた、ファイトクラブ を見てしまったわ。

昨日、夜８時、することがなくて、テレビをつけましたら、IFC(インディーズ　フィルムチャネル。。なのかな？）で、ファイトクラブがかかってました。　このチャネル、以前はコマーシャルフリーだったのに、最近、滅茶苦茶コマーシャルがはいるんですよ。１時間半くらいのこの映画を３時間でみせるんですから、１０分おきに１０分のコマーシャルってんですか？　なので、ほとんど見ないんですが。。。この映画好きなものでつい最後まで見ちゃいました。　コマーシャルのたびに、家事したり、猫と　遊んだりしてね。

ストーリはこれすごいと、思います。だって、これって、普通のサラリーマンが、普通の抑圧された生活をしていたのが、突然マンションが爆発して、直前に知り合った男性(ブラッドピット）のところに泊まる羽目になったんだけど、その彼と意味無くけんかをして、それが結構すっきりして面白かったんですね。
それがきっかけで、様々な男性たちも　この　フィストファイトに加わるように、なったので、主人公と、ブラッドピットは　ファイトクラブと　なずけて、独自のルールを　作って、運営するようになるんですね。ルール１、ファイトクラブの存在はけっして　人に言ってはいけない。ルール２、ファイトクラブの存在は決して人に言ってはいけない。　（秘密厳守がとっても重要ということで、２回繰り返すルール）あとは、上半身裸で、戦う、とか。。。。

で、２人で始めたファイトクラブなのに、だんだんブラッドピットが独走して、勝手に、人を集めたり、メンバーを　使って、小さなCRIMINAL　ACT　を　させたりしだします。　主人公は　なんで？なんで？と最初はどうしようもなく、傍観してるのですが。　周りのクラブのメンバーはほとんど、軍隊化してきて、というか、テロリスト軍団になっちゃってます。最後の大掛かりなテロの前に、主人公はブラッドピットの存在をつかみます。　彼は、　　（まあ、其の前からいやこれは。。と　分かってくるんですが）主人公自身だったんですね。　

で、最後の最後の部分、私すっかり、忘れてまして、思わず一生懸命見ちゃいました。これ、彼自分で、自分をガンで、撃つんです。顔を撃っちゃうんですが、ちゃんと　生きてます。なんとなく、ハッピーエンド？

この映画のブラッドピット　セクシーですね。彼って、ちょい悪い役すごい似合いますね。映画の中ではフィストファイトのシーンが結構あるんですが、こんなけんかを　毎週やってたら、普通だったら死んでますよね。でも、この　体を痛くして、生きてる感じがわかるみたいな。この病的な感じは（あと、夜のシーンが多いので）　なんとなく　クローネンバーグの　CRUSH　という　映画を思い出させました。
始まりはなんか、普通のアクション映画かなと　思ったら、アッと　驚く精神分析映画ってのも　なんかそんな感じですね。

でも、面白いです。この映画。私たぶんまた、１年後くらいにまた見ちゃうかもです。