チュニジア、エジプト、バーレーン、イラン、リビア、中国・・・・。
と各地で民主化運動が勃発。うーむ。これどこかの国が喜ぶ国ばかりですね。
そう、リーマンショックから立ち直れない遠い「こめ」の国です。
チュニジア暴動の発端は、26歳の路上での無許可野菜売りの青年が、警官に暴行を受け、焼身自殺を図るということが挙げられている。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~dbmedm06/me_d13n/database/tunisia/democratization.html
うーん、「暴行を受けた→焼身自殺」って、ちょっと不思議に思いませんか。
その状況が携帯やインターネットを介して、瞬く間に世界中に広まった。それが発端というように表の報道ではされています。
時のベンアリ大統領は、警察や秘密警察を総動員したが、
・縁故主義の政治
・はびこる汚職
・物価高騰
・失業
→そうスタグフレーションというやつです。
これらによって、怒り心頭に達した民衆は、負けじと反乱し、ついに軍が政府を見限る始末。
ベンアリ大統領は国外逃亡し、国際指名手配中とのこと。イラクの捕まる前のフセイン氏のような状態です。
そして各地に飛び火していったのでございます。リビアではジェノサイドという大量虐殺が起こっている状況で1000名を超す死傷者が出ているとも伝えられています。
リビアといえば、サッカーファンならご存知の、元ミランの選手ジョージ・ウェア選手が有名ですね。
これ、法律は市民から選ばれた代表が決めていくという民主政治が実現し、定着し、そして浸透・深化していくのか。他人事ではありませんです。