今日も、いま同じ状態。俺の身体、どうなってるんだろ。痒くてたまらない。
今日も、いま同じ状態。俺の身体、どうなってるんだろ。痒くてたまらない。
ヴェネチアに「さよなら」の別れを、フィレンツェに「ただいま」を告げ、師匠のもとに戻ってきた、中世を生きる駆け出し女性画家アルテ。
ファリエル家の誘いを断ったことで、アルテの名に箔がついた。ご指名で肖像画の仕事が来るようになる。
売れるクリエイターなら通りそうな葛藤も生じる。依頼:娘の縁談に肖像画をお願いしたいという父親。娘は自分に似てしまい、母親に似ていれば・・・と語る。アルテへの注文も多い。カギ鼻は控えめに、口も大きすぎるので小さく、瞳は大きく。。。
こんなに注文が多くては実物とかけ離れてしまいますよと困惑するアルテと娘コンチェッタ。
父は言う「腕のいい画家なら客の意向を組んだ作品を描けるはずだ」と。対して、コンチェッタは「ごめんなさいね、私が不器量だから」と自信なさげに、眼に涙をためながら言う。アルテは返す「コンチェッタ それは思い違いよ。あなたは魅力的です」「この見事な翠色の瞳、薄くて形の整ったその唇は、あなたを知的に賢く見せている、それにこのつやつやの髪・・・」と伝える。
「私があなたの魅力を最大限に引き出せるよう、装飾や服もデザインして・・・とっても素敵に描き出して見せるわ」。
さてさて、父親の注文を満足させなければならない。だが、当然嘘を描いても誰も幸せにならない。アルテはどうしたか?
ここが素晴らしい!!アルテは、自分が感じたコンチェッタの良さを見事に表現して見せた。そして、プラスアルファ。2枚の肖像画を描いて見せる。1枚は、縁談相手に送るための父親とコンチェッタに渡すものを。そしてもう一枚をコンチェッタにのみそっと手渡した。「今日は肖像画と一緒にこれもあなたに渡そうと思っていたんです」「これを」「私からあたなへのプレゼントです」「ふとした時・・・遠くを見つめているあなたの顔はとても魅力でした」と言って。
良い仕事って何だろう?
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書名 :『アルテ8』
著者名:大久保 圭
出版年:2018年2月10日 初版発行
出版社:徳間書店
定価 :580円プラス税
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明けましておめでとうございます。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
下記なかなか身に覚えのある内容でしたので取り上げます。
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謙虚さがなくなる14の兆候
1時間に遅れがちになる
2約束を自分の方から破りだす
3挨拶が雑になりだす
4他人の批判や会社の批判が多くなる
5すぐに怒りだす
6他人の話を上調子で聞き流す
7仕事に自信が出てきて、勉強をしなくなる
8物事への対応が緩慢になる
9何事も理論で解決しようとする
10打算的になりだす(損得勘定が先になる)
11自分が偉く思えて、他人がバカに見えてくる
12立場の弱い人に対して、強くものを言いがちになる。
13言い訳が多くなる
14「ありがとう」という言葉が少なくなる
感謝の気持ちがなくなる。
うっ・・・となってしまう内容でした。今年こそ謙虚に。ご参考まで。