ネタバレ!!段々面白くなっていく。
どうして自分がこんな境遇になったのか、気づくあたりから。
人間にもグールにも最低な存在がいることに変わりはないが、
人間とグールの真反対に矛盾する状況、
①グールだが、人をむやみには殺したくない
⇔人は殺さず、何とか死体を手に入れるノウハウを持つ。
例えば、自殺した死体を手に入れる等。
②一方、特に警察的な機構は、グールは皆、抹殺すべき対象だ
こんな心を持ったグールと人間が混在する中で、主人公は、
俺しか両方(グールと人間)の境界の真ん中にいる存在はいないのだと。
グールという人を喰らう人に似た存在が、
人間の存在を脅かす。主人公は、グールから
逃れようとした際に、事故で、なんとグールの臓器を移植されてしまい、
人間を残したまま、半分グールになってしまう。
主人公が質の半分はグールであり、半分は人間である。
最初は、グールになったことを受け入れられず、人間の肉を
食べないと生きていけないのにそれを拒否する。しかし、
自分の生きていくのに必要な分だけを確保して生きるグールたち
喫茶店を経営するアンテイクにたどり付き、物語は展開。
2クール目、早く放映しないかな。
グールは人間の飲むコーヒーはおいしく飲める等の設定も面白い。
・日本では
食料が年間に、
加工段階で、400万トン
流通段階で、600万トン
生活者が、1000万トン
廃棄処分されている。
アメリカではこの3倍の量が廃棄されている。
この量は世界の飢餓をなくすことができるレベルの量だ。(春秋社 松岡正剛『世界と日本の間違い』)
配分の仕組みが間違っているといえはしないか
table for two という活動をしているNPOがある一方である。
table for twoは、先進国の過剰カロリー摂取を改善するためにあらかじめ量を
抑えた食事を提供し、節約しようという考えのもと⇔特に社員食堂があるような大企業に積極的に導入してもらう、抑えた部分のお金を途上国の食糧のために配分するといった仕組み。(日本能率協会マネジメントセンター小暮真久『20円で世界をつなぐ仕事』)素晴らしい。
ただ、そもそも無駄に加工・生産される仕組みって変ではないか?
この疑問を出発点に世界史を読み解いていこう。
・アドラーの『本を読む本』
・立花隆の『知のソフトウェア』
・松岡正剛の『知の編集術』、『多読術』
・佐藤優の『知の読書術』
・宮崎哲弥の『1冊で1000冊』、『新書365冊』
等があるが、出口治明の『本の使い方』も良い。
で、やっぱり、大学で定評があった本は、評価が高い。
ウォーラーステイン、ブローデル、ベネディクトアンダーソン、ファインマン、フォンランケ、
塩野七生、大塚久雄、丸山眞男、サイード、テッサモーリススズキ、姜尚中、
ドーキンス、ローレンツ、今西錦司、ラブロック等。ボブズボーム、ウェルズ他等。