自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

愛を読む人(朗読者)

2010-02-26 23:57:00 | 映画

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愛を読む人

男女の複雑な感情の動きがこの映画の醍醐味。

元同僚である彼らは彼女が字を読めないことを知っていたのだろう。

字が読めないことだけではない。

さらに、彼女がそれを周囲に悟られたくないと思っていたこと、恥じていたことさえ知っていただろう。

そのことを知っていて、彼女に罪を被せた。彼女の恥を自分の罪逃れに利用した。これはとても罪深い。

逆に、彼女はこの事実を悟った。それでありながら、弁解をしなかった。

なんて悲しい結末の映画だ。


60歳のラブレター

2010-02-06 22:34:14 | 映画

この映画は手にとって良かった。

少なくとも自分は観てかなり良い映画だと思う。

こういう映画は、まさに同世代の団塊世代より、若いうちに観ておくと

良い映画だと思うのだが。特に結婚したばかりの人や結婚を視野に互いに付き合っている人。

結婚なんて単なる契約書なんて思っている人。

それぞれ、鑑賞後は違う気持ちを持つと思う。

あのイッセー尾形の熱唱が他のベテラン俳優たちの背中を押していた。

しびれるね~。