主人公カイムの雰囲気が手塚氏のブラックジャックにそっくりだと思ったのは自分だけかな。
人間を見限っているようで心のどこかでまだ信じたいと願っている。
主人公カイムの雰囲気が手塚氏のブラックジャックにそっくりだと思ったのは自分だけかな。
人間を見限っているようで心のどこかでまだ信じたいと願っている。
エクソシスト(悪魔祓い)と斉天大聖 孫悟空と株式の誤発注、ひきこもりとユングとフロイトがうまくミックスブレンドされて面白い。
こんな具合に。
エクソシストは、家電屋でアルバイトしている。彼はイタリアに絵をかくために勉強しに留学するもなんとエクソシストの神父と同行して本格的にサポート役として悪魔に憑かれたという家々を回る。副業でそのアルバイターはひょんなことからひきこもりの子供の相談に乗ることに。なんと憑いていたのは孫悟空の身外身、つまり孫悟空の髪の毛による分身。
一方で、誤発注の原因を調べるためシステム会社の品質管理部の五十嵐真。彼は、田中徹が入力ミスにより株を誤発注してしまった原因を探る。睡眠不足?と一つを突き止め、今度は睡眠不足の原因を調べる。そして今度はさらに隣家がうるさかった原因を探っていく。・・・・と孫悟空と出会う。
えっ???でしょ。続きはご購入あれ。何ポンかのラインがあるとき交わって結論へたどり着く。伊坂氏はこれが絶妙にうまい。
「うっかりミスに動機はありません。必要なのは謝罪と反省。それだけですよ」
「いえ、うっかりミスを食い止めるのは難しいのです。『うっかりミスには寛容に。規律違反には厳格に』です」
旨い事いうね~。
それと、ひきこもりの子供がいて、四苦八苦している方へ。
子供がひきこもりになってしまった理由は何でしょうか。
話しかけ続けるのはいいそうです。なぜなら家だけが自分以外との接点のため異常に気になるようです。家の中が。話しかけるのは天気の話とか。でも今日は晴れているねというだけ言ってしまうと外に出なさいとも言われたほうは思ってしまうそうで注意が必要だそうです。
それと自分(母親自身、父親自身)が楽しそうに生活を送る、楽しんでいる、面白おかしく生きている、のであれば、子供はあまりひきこもりにはならないようです。つまり、自分がまず楽しむことも重要だそうです。子供が心配なのは全母親父親同じですよね。四六時中心配していても、されているほうは鬱陶しいっ!!これが普通のようです。逆に母親に四六時中心配されている自分を想像してみてください。そうです。確かに鬱陶しい。
こういう本、読む人によっては心理学の本より、参考になるのでは?と思い、ご紹介。
(行ったの先週の話)
トロツキー、ノルマンディ上陸作戦、子供、崩れ落ちる兵士、パブロ・ピカソ、ゲーリークーパーの釣りの写真等。良い写真です。
帰り、景徳鎮にて中華。マーボー豆腐が旨い。
映画館で見たかったが、上映期間が短く見れなかった、宮沢賢治原作の映画。
天地明察「おっ明察ですね」これはお客様に言ってもよさげなセリフ。
実は、暦の把握の仕方が間違っているのではないかと算術と天文の読みから日食などを予測する。光圀と一対一であの親密さはちょっとあり得ないと突っ込みどころ。だが、全般に面白い。
あの絵馬での知らない人との設問・回答やりとりなどはソーシャルネットワークっぽい。
なるほどですね~→明察ですね~。使えそう。