『ミュンヘン』の主役を演じたエリック・バナがタイトルのマイファザーのファザー役。結婚し子供を作るも、男に眼がない奥さんにあきれるが、子供のことも考え、別れられないでいる。その奥さんは、出て行ったり戻ってきたりを繰り返し、父と子の二人は、この嫁(子供にとっての母親)以外のことでは幸せに暮らす。ゆっくりとした時間の中で展開される広大な大地オーストラリアの風景もいい。レイモンド・ガイタ(作家・哲学者)という人の自伝的小説を映画化したものらしい。ディア・マイ・ファザー
大航海時代のイギリスの軍船とフランスの軍船の戦い。陸地はガラパゴス諸島ぐらいで、後は海上や船内シーンがほとんど。
主演はラッセルクロウ他。
一度観た気がしたが、かなり楽しめた。
フランスの実話をもとにしたホラー映画。
ホラー、といっても、実際は、都市郊外の森林で
、12~15歳ぐらいの少年たちが、
若い女性を拉致して殺害するというえぐいもの。
犯行動機を尋ねると、12歳の少年は、「だって遊んでくれなかったから」と答えたという。
面白いか、面白くないかは、観て判断してください。
ひきづりも問題だが、重要なのは、また「飲酒運転だった」ことだ。
だから、見出しにひきづりを目立つようにするのはおかしい。なぜなら、飲酒してなかったらひきづることもなかったわけだ。
もう一度。大問題なのは
・「飲酒運転」であり、そのくせ、飲酒運転して人を轢いたやつが
・合言葉にのように「飲酒しており、怖くなって逃げた」などとしゃべっていることだ。
年末、こうした奴が、報道されないことを望む。
「救えないよ」
収容所から各専門技術を持つユダヤ人を集め、ベルンハルト作戦をなんとしてでも成功させる。この作戦は、偽札を作成してドイツの敵国の通貨であるポンド(英国)やドル(アメリカ)圏の経済を混乱させるというのが目的である。
新たな収容所につれてこられた専門技術をもつユダヤ人たちの、
・またもとの収容所に送り返されるという恐怖
・仲間が何の躊躇もなく監視に殺され、いつ自分も射殺されるかわからない恐怖
・自分たちを差別・迫害するドイツ軍に加担しているという事実と
・まず生き抜くことを第一に考える(自分の信条を犠牲にしてでも生き抜く)という葛藤
など複雑な感情が見事に伝わってきた。
生きていられること自体を当然だと思っている・無自覚な自分(日本人???)には、衝撃的な映画だった。
政治は、時に、個々の人間の人生を直接大きく左右する力を持つシステムであり、重要なものであり、「興味がない」で片付けられるものではない。
井の中の蛙、大海を知らず、されど、天の青さを知る。
祥伝社文庫刊。
銀行強盗で4000万円を奪うが逃げている走行中、横から激突されて、銃を突きつけられて、それを強盗に奪われるというすごい、起承。
転結の結、
強盗の親玉が、裏をかいて、待ち伏せして車の中で待機していた仲間の女性運転手を脅しているときに、そのさらに警官の格好で裏をかき、ドストエフスキー・カーであるグルーシェニカーという外から閉めると絶対に開かないカーの中に親玉一人、閉じ込めてしまう。顔を真っ赤にして、ドン!ドンッ!とガラスを半端なく叩く親玉。裏の裏をかく鮮やかさ。そう、成瀬に驚くね。
ここは、電車の中で大笑いしそうになったった。
奇術が身分の異なる男女二人を結び合わせ、
恋に落ち、エドワード・ノートン演じるアイゼンハイムは、
映画全体を幻影でおおい、身分の壁を打破する。
温暖化によって海流が異常な状態となり、
世界中が異常気象となり、氷河期の状態となる。
被害を抑えるための気象学者とその協力者の努力。
原作:江國香織
監督:森田芳光
兄:間宮明信(佐々木蔵之介) 弟:間宮徹信(塚地武雅) 、
沢尻エリカ、常盤貴子、佐藤隆太他。
ビール会社でビールの味を追求する研究員明信と学校の工務員鉄信。二人でともに暮らす仲のよい兄弟だが、女の子との付き合いがないため、家でカレーパーティーをやろうと思いつき、レンタル店の店員(沢尻エリカ)と学校の先生(常盤貴子)を招待する。ちなみにこの兄弟の母親が中島みゆきさんというすごいキャスティング。