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書籍名:殺人犯はそこにいる~隠蔽された北関東連続幼女殺人事件~
著者名:清水 潔
出版社:新潮文庫
発刊日:2013年(単行本)、2016年(文庫化)
価 格:750円プラス税
ページ:509
内 容:骨太ジャーナリストによる未解決事件、菅家さんは冤罪だった。北関東幼女殺人事件の真犯人を追うドキュメント。事実情報を丹念に集める姿勢が胸を熱くする。読みやすい。「プロの捜査に疑問を呈するならば、彼らを上回る取材をしなければだめだ。」DNA”型”鑑定はそんなに信用していいものなのか?「根拠と結論が逆転している」には大きくうなづけた。普通は悲しみのどん底の過去をほじくられたくない関係者へ取材のための過細い線を手繰り寄せるために丹念に丁寧に取材を重ねていく。
しかし、間違いを認めない(それどころか隠そうとする力学が働く)組織体、警察・検察、あるいは国家とはやはり想像の共同体でしかない???のだろうか。国家の威信とやらも想像の産物でしかないはずだが。
小さな声にこそ、耳を傾けるべき。という言葉は印象に残った。
p450
「そもそも報道とは何のために存在するのかー。~行うべきことは、なんとかその魂に寄り添って、小さな声をきき、伝えることなのではないか。
権力や肩書付きの怒声など、放っておいても響き渡る。だが、小さなことは違う。国家や世間へは届かない。その架け橋になることこそが報道の使命なのかもしれない、と」
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1.2021-05-01_『四月の永い夢』・・・邦画
ある出来事をきっかけに教師を辞めて、そば屋のバイトをしていた女性。
三浦貴大の演技より、主人公の女性の自然体演技が絶妙だった。
2.2021-05-02_『ウィズアウト・リモース』
原作トム・クランシーの作品をAmazonがオリジナル映画化
辛口評価も多かったけど割と楽しめた軍(ネイビーシールズ)、CIA、ロシアVSUSA
3.2021-05-02_『アクアマン』
アトランティスの7つの海の物語。人間VS魚人
人間と魚人の間に生まれた王
4.『レディ・プレイヤー1』
スピルバーグ監督のVR世界観
5.『JUKAI 樹海』
双子の一人が日本の富士の樹海で行方不明に。
6.『悪魔を見た』
イビョンホンとチェ・ミンシクの対決。イビョンホンのアクションとチェの変態性演技対決。字幕版で見たかったが、なぜかAmazonプライムではなかった。見どころ有!、GW中に7本見た中ではえぐいが緊張感があり面白い。ただし、内容は救いがない。
7.『空に住む』
青山真治監督。わがままな主人公がタワマンを亡くなった両親(の父親の兄)叔父からただで借り、同マンションに住む有名俳優と出会い、肉体関係を持ち、出版社に勤めている仕事上、その俳優に書籍企画に協力してもらう。感想としては微妙な内容。環境の変化によるストレスでネコの体調が急激に悪化してからのシーンしか印象に残らない。勝手に家に上がる叔母に冷たく当たるシーンがあるが事前にきちんと説明すればわかってくれない叔母には見えなかったが叔母に対して急に切れる。叔母叔父が来ても居留守を使ってきちんと説明をしない主人公が我儘なだけに受けとれた。こちらは面白くない上に救いがない。
8.『ガーンジー島の読書会の秘密』
本を通した文通から出会い、読書界に参加し、最終的に恋に落ち、そこに住む。ガーンジー島。
ワイルドスピードにも出演している、筋肉俳優
ドウェイン・ジョンソンの主演映画。
秘密理に違法実験を行う企業は、宇宙にて特殊ウィルスを作り出す。
動物が吸い込むと巨大化・狂暴化をする。
そのウィルスを軍に売り込もうとする企業と
暴走して市街を破壊する、巨大化したゴリラ、
オオカミ、ワニ。ゴリラの親友のため、
それを止め、ワクチンを打って助けようとする
ドウェイン。わかりやすいアメリカ映画。
えっ、ゴリラくんもあんなに街を破壊、人を殺してしまったのに、
お咎め無?と思う部分もあるが、原因を作ったのは企業だしね、ゴリラ自体は悪くないという理屈か。