タマと私の写真日記

元ノラのネコ4匹と同居。
ネコ、ガーデニング等気ままな日常をアップしています。

(タマが亡くなって早9年!)

好きな俳句 「三日月」

2005年11月09日 | 好きな俳句

枯れいそぐものに 月かく ほそりけり 
                           木下 夕爾 (きのした ゆうじ)

                                                        画像はこちらから

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好きな俳句 「綿虫」

2005年11月04日 | 好きな俳句

 

綿虫にあるかもしれぬ心かな  
(わたむしに あるかもしれぬ こころかな)

川崎展宏(かわさき てんこう)

11月になり、綿虫(雪虫)の飛び交う季節がきた。
今年は暖かくて雪の便りは遅い。

でも、雪虫が舞うと冬は本当にすぐそこまで来ている。
ふわ・ふわ・ふわ・ふわ・・ふしぎな雪虫・・・

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好きな俳句 「曼珠沙華」

2005年09月29日 | 好きな俳句

まんじゅしゃげ ふしぎは くきのみどりかな
                       はせがわ そうぎょ

先日の山陰山陽の小旅行で、
刈り入れ間近(刈り込まれていたのもいくらかあった)の
田んぼのあぜ道に群生していた彼岸花。
北海道では見られない光景なので
その鮮やかな赤色が印象深かった。
画像はkazuさんからお借りしました。
いつも勝手にゴメンね。

それから、この書は同じ句を私が2年前に書いたもの。
作品展に出品して、結構大きな賞をいただいた。
出品した作品は手元に戻らないので
これは二番目にいいかな?と思って
残してあった。裏打ちもしていないし、
写真が下手なのでよく見えないね・・・
(半紙の大きさです。)

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好きな俳句 「桂 信子」

2005年09月18日 | 好きな俳句

やわらかきみを げっこうの なかにいれ    かつら のぶこ

何か自分にはそぐわない句だけど好きなので・・・
これは14夜の月だそうです。
鳥海山のふもとのお月様です。
yukiさんからお借りしました。

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好きな俳句 「与謝蕪村」

2005年09月14日 | 好きな俳句

愁いつつ岡にのぼれば花いばら   蕪村

蕪村は画家だけあって、その句は一読しただけで即座に情景が浮かぶ。
私のイメージとして、この句のバラは白い野薔薇だけど、
我が家の庭に初夏の頃にひっそりと咲く
このミニ薔薇の可憐さも十分この句に相応しい
ロマンティックな美しさだと思う。

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好きな俳句 「木下 夕爾」

2005年09月04日 | 好きな俳句

 

よるのきりに いろえんぴつを けずるなり 
   木下夕爾 (きのした ゆうじ)


好きな句なのですが、適当な画像が見当たらず、
ちょっと霧がでているな・という程度の
お手軽な、しかも真昼の写真です。季語は秋なんですけど・・・

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好きな俳句 「木下夕爾」

2005年07月29日 | 好きな俳句

大好きな木下夕爾(きのした ゆうじ)の俳句2句。

1.うみのおとに  ひまわり くろき めをひらく
2.ゆうやけ こし てをふりあうだけの わかれ

どちらの句も平易な言葉を紡いでとても判りやすく、そして美しい。
自分の目指すところはこういう方向にしたいのだけれど・・・

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好きな俳句

2005年07月03日 | 好きな俳句

芍薬に逢瀬のごとき夜があり 森 澄雄
(しゃくやくに おうせの ごとき よるがあり)

芍薬っていい匂いがする。
薔薇のように甘すぎず、かと言って清楚な鈴蘭とかの香りとも違う。
白い芍薬はとてもあでやかです。
「逢瀬のごとき夜」に秘密の香りがする・・・

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好きな俳句

2005年06月23日 | 好きな俳句

六月の氷菓一盞の別かな    中村草田男

         (ろくがつの ひょうか いっさんの わかれかな)

草田男は熟語の使い方がうまい。漢字は象形文字だから、
読む側に見ただけでイメージを持たせる。氷菓、一盞、別れ・・・
長い夏休みを前にして、淡い感情を抑えながら二人は向かい合って
一時の別れを惜しむ・・・・・・

60代で亡くなった母はアイスクリームが好きだった。私は嫌い・・・
亡くなった後、フリージに残ったたくさんのアイス。
母は美しい人だった。
結社に属して短歌を詠んでいた。
私は俳句のほうが好き・・・

14年目の夏が又来る。

 

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好きな俳句

2005年06月18日 | 好きな俳句

六月を綺麗な風の吹くことよ   正岡 子規


画像は去年の5月のものですが、この句にピッタリだと思った。

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好きな俳句

2005年04月29日 | 好きな俳句
春の山の うしろから 煙りが出だした  尾崎 放哉 (ほうさい)

春になると思い出す句。
自由律俳句というのはヘタウマですね。
誰にでも作れそうだけど、とても難しい。だだのヘタになってしまう。
やっぱり放哉のような人生を選ばなければできないのかも…
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好きな俳句

2005年04月23日 | 好きな俳句
ふたりしづか ひとりしづかよりしづか            川崎 展宏



これがヒトリシヅカ


そしてこちらがフタリシヅカ  どちらも風情のある花ですね。
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好きな俳句

2005年04月19日 | 好きな俳句
愛されずして 沖遠く 泳ぐなり     藤田 湘子


藤田湘子が亡くなった。
これはとても好きな一句。
青春の感傷といってもいいかもしれない。
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