タマと私の写真日記

元ノラのネコ4匹と同居。
ネコ、ガーデニング等気ままな日常をアップしています。

(タマが亡くなって早9年!)

あけましてめでとう。

2017年01月02日 | 好きな俳句
一年があっという間に過ぎてしまうこのごろの私の年月。

子供のころの新年を迎えるあのわくわくした気持ちはどこへ行ってしまったの・・・


でも今日もまた、今年もまたいつもの一日が始まるのです。


 (元日からいつもの公園でウォーキング)曇り空の柔らかな風の吹く元日でした。




       『をとめ今たべし蜜柑の香をまとひ』  日野 草城


   *この句のような乙女の日々が私にもあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 『地の果てに倖せありと来しが雪』

2016年02月22日 | 好きな俳句
寒い冬、雪が降り続く空を見上げる時、この句が思い浮かぶ。




   『地の果てに 倖せありと 来しが 雪』     細谷 源二(ほそや 源二)


細谷源二という俳人のことはまったく知識がなかった。

俳句のサイトで見てみると、新興俳句運動に関わった人で、戦後北海道に移住している。
そして、大変驚いたことに、東洋高圧という会社にいた人だった。

この北海道の東洋高圧という会社は、現在は三井東圧といい、
空知地方の砂川市にあります。

私は高校2年、3年生の間、この砂川の高校に在籍していました。


是非、こちらのリンクをごらんになってね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 『ホタルブクロ』

2015年07月12日 | 好きな俳句
ミーコは朝夕リードをつけて散歩する。

ひとりで外へ出ると、メス猫なのに随分遠くへ行ってしまい、一度6日も帰らないことがあった。
それ以来、とにかく面倒でもリード付きの散歩にしている。

本人はたいそう不満らしく、なんとか隙を見つけては脱走しようとするのだ。


散歩コースにホタルブクロが咲いている。


          『蛍袋は憂いの花か上向かず』   鈴木真砂女



                    真砂女についてはこちら



                    真砂女ミュージアムのある鴨川グランドホテルはこちらです。


すぐ傍にピンクの野茨が美しい。
今年、地元ではなんとかいう毛虫が大発生して、まだ花がつかないときこの野茨は毛虫だらけだった!


そのせいらしく、私は腕や首元に毛虫の毒がついて発疹だらけ…
かゆみ止めのキンカンはすでに3本目です!!

そろそろ毛虫ちゃんも脱皮してサナギになったかな・と思っていたが、まだかゆくなる。

でも毛虫の被害があっても野茨は美しい。左端にミーコのシッポが写った~


これもすぐ隣に実をつけている赤い実。地元では『カリンズ』と言われます。
スグリですよ。酸っぱいです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 松本たかし

2012年04月23日 | 好きな俳句
雨音につつまれ歩く若葉かな     松本たかし


昨夜から雨。
あまり強くは降らない。

この句のようにまだ若葉の景色ではないが柔らかな春の雨だった。




お隣の壁と我が家の塀の間にフキノトウが一列に咲いている。



          その先のお宅の物置の前に福寿草。
        



今朝食べたイチゴは甘くておいしかった。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書道展のこと。

2011年08月27日 | 好きな俳句
先週、私が所属する書道会の展覧会があった。
今回は『道南(函館圏)の現代作家の作品を書く』というテーマ。

私は『森 早和世(もり さわよ)』さんという俳人の句を書いた。
森さんとは数年前に偶然知り合い、句集を2冊いただいている。


作品にした俳句は2句。

『さくら さくら そんなに急がなくたって』
『ふるさとの水の匂ひの黄水仙』

俳句を書くことを快く承諾してくださり、
書道展にも一緒に足を運んでくれた。



拙い書を見た後、お茶を飲みながら歓談。
私たちは年齢は少し違うけど、結構話が合います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 『鰯雲』

2007年10月08日 | 好きな俳句


   『鰯雲ひとに告ぐべきことならず』  加藤楸邨

 

今日のお昼ごろの空です。

この俳句は本当にカッコイイ句だといつも思っていた。
余計なことを言わないキリッとした男の人は実に魅力的です。

私は自分がおしゃべりなので、物静かな人にひかれる。
あ、でも私って、察しが悪いので
言ってくれなくちゃ全然わからないんだ。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「初夢」

2007年01月02日 | 好きな俳句

『初夢に見たり返らぬ日のことを』   日野草城

 

この句を読むといつも胸がじ~んとして涙が出そうになる。
私の永遠のあこがれ「日野草城」。  こちらもごらんください。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「鳥渡る」

2006年11月29日 | 好きな俳句

「人はみな 旅せむ心 鳥渡る」    

                        石田波郷

 

石田波郷関係サイト

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「野菊」 原 石鼎

2006年09月06日 | 好きな俳句

 
「頂上や 殊に 野菊の吹かれをり」   原 石鼎 (はら せきてい)


ついこの間まで夏だったのに、気がついたら秋だ。
庭に咲いたのは友禅菊。
野菊を園芸用に改良したものらしい。

苗を買った時には矮小種で2.30センチの高さだったが、
地植えにすると1mにもなってしまう。

それで春先に茎が伸び始めた頃に丈を切り詰める。
そうすると横から脇芽が出て花の数も多くなり、高さも抑える事ができる。

野に咲く本当の野菊より花も一回り大きい。
でも野菊の楚々とした可憐な雰囲気をそのまま持っている花だ。

本当の事を言えば、このような花にはこの句のように
自然の中で会いたいものだと思う。

原 石鼎 関係サイト
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「躑躅」

2006年06月17日 | 好きな俳句

「しぬものは しにゆく つつじ もえており」   臼田亜浪

この句を初めて目にしたとき、とにかく怖くて目を逸らしてしまった。
だいたい、この躑躅(ツツジ)という字、画数がこのように多くて
この字を見ただけで怖い気がする。

この「躑躅」は(てきちょく)と音で読み、行き悩む・行きつ戻りつする
という意味だそう。(漢和辞典で調べた)

これがどうして「ツツジ」なの?

この句が怖い理由は「死」という言葉にもある。
桜のあでやかさに「死」を感じる人も多いと思うが、
ツツジの花もあまりに華やかで、亜浪の詠むように燃えるという
表現が本当に似合っている。

臼田亜浪 関係サイト

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「チューリップ」

2006年05月20日 | 好きな俳句

 チューリップ喜びだけを待ってゐる 細見綾子
 (細見綾子 関係サイト

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「日野草城」

2006年03月02日 | 好きな俳句


雪の夜の 紅茶の色を 愛しけり   日野草城ひの そうじょう

気温が上がり、雪解けが進んで、やっと路面が見え出したと思ったら
昨日からまた雪です。

灰色の世界がまたひと時の白い輝きを取り戻した夜でした。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「星野立子」

2006年02月04日 | 好きな俳句


(しんしんと さむさがたのし あゆみゆく)  ほしの たつこ

星野立子は高浜虚子の次女で、
この句のように本当に平易な言葉で
印象深い句を作った人で、大好きです。

鞦韆に腰かけて読む手紙かな

たんぽゝの皆上向きて正午なり

女郎花少しはなれて男郎花

さりげなく詠んでいるいるように見えて、
絶対他の誰とも違う。
誰にも真似ができない。

星野立子関連サイト

写真はこちらからお借りしました。

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「日野草城」

2006年01月06日 | 好きな俳句


(こうねつの つる あおぞらに ただよえり)
ひの そうじょう

日野草城 関連サイト

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな俳句 「上村占魚」

2005年12月19日 | 好きな俳句

天上に宴ありとや雪やまず
上村占魚

(てんじょうに うたげ ありとや ゆきやまず)  うえむらせんぎょ

今年は例年になく12月から雪が多い。
雪が降るとこの句が即座に浮かぶほど好きな句です。
豪雪で大変な支障が出ているけれど、
この句のように自分は雪に淡いロマンを求めてしまう。

上村占魚関連サイト

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする