南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 3連休も中日。こうも休日が続くと、何故か「どこかに出掛けねば…」とつい思ってしまう。
 そこで、今日は「おいしい空気」と「おいしい水」を求めて、今日は阿蘇方面へ行くことにした。

 家を出発したのは午後2時。うーん、午前中に出るはずが、いろいろやってるとついこんな時間になってしまう…。
 ガソリンを入れたあと、佐土原の『お弁当のヒライ』で弁当を購入。が、お腹も空いたし、持って行くのも面倒なんでそのまま店内で食べる。お茶代も浮いた。
 第2空港線を東進し、空港手前で右折し県道206号線に入ると、逆方向(阿蘇→熊本市内)の車線は大渋滞。きっと朝から阿蘇に行った人達がもう市内に帰って来ているんだろう。それなのに今から向かう自分達っていったい…(汗)。

 西原村役場の前を過ぎて県道28号線に入った辺りで、今度はこちらの車線も急に渋滞が始まる。んっ、なんだなんだ?
 しばらくノロノロ運転を続けていると、右前方にピンク色に染まった丘が見えてきた。どうやらここが俵山交流館『萌の里』のコスモス畑らしい。
 「なるほど、渋滞の原因はこれか…」と思いながらも、自分もここにちょっと寄ることにする。第1駐車場は満車なので道向いの第2駐車場に駐車する。

 車を停めてコスモス畑へ。あたり一面のコスモス。赤、ピンク、そして白の可憐な花がこれでもかと言うほどに咲き誇っている。とても綺麗だ。
 数百人は居るのではないだろうか、とてもたくさんの観光客でにぎわっている。

 数年前、コスモスを見に行こうと菊池市の『フラワーヒル菊池高原』に行ったのだが、確かに数から言えばここ『萌の里』をはるかに圧倒しているのだが、『菊池高原』のコスモスは背丈が膝下くらいしかなく、またまばらな感じで、どうも迫力不足だった。
 それに比べれば、『萌の里』のコスモス畑は田んぼ3面くらいの広さではあるものの、コスモスが密集して咲いており、それを無料で鑑賞できるのであればこちらの方がお得かも知れない。

 今日は阿蘇まで行く予定だったが、このコスモス畑にしばらく留まりたい気持ちがしてきたので、今日はここを最終目的地としよう。


 歩いて近くにある『山田牧場』でソフトクリームを食べる。山羊や羊や子豚などが放牧されていて、かわいい。
 また、その向かいの坂の上にある『俵山温泉・泉力の湯』も偵察する。今日はここに入湯するつもりはないが、次回以降の参考に。温泉+定食で1,000円ならば結構お得かな?


 『萌の里』の近くには『揺ヶ池神社』という神社がある。
 ここには「お池さん」と呼ばれる揺ヶ池(ゆるぎがいけ)があり、難病が治癒するといわれる霊験あらたかな水を湛えている。わざわざ「この霊水は枯渇の恐れがあるので1人20リットル以上の汲上げを禁止する 西原村長」と書かれたボードがあるくらいなので、よほど人気があるのだろう。村長名だし…。
 一口飲んでみる。うん、冷たくておいしい。
 1.5リットルのペットボトル3本分の霊水をいただいて帰る。ありがとうございます。大事に飲ませていただきます。


 帰りは熊本市佐土原にある『一休』という温泉に寄る。
 知り合いからも上々の評判を聞いていたので、前々から一度行ってみたいと思っていたが、家から結構距離があるので今までは二の足を踏んでいた。
 行ってみて驚いた。3連休の中日とはいえ、駐車場も満杯、待合室も食堂も満員、浴室内も人だらけで、お湯に浸かるスペースを探さないといけないほどの盛況。また、温泉の種類も多く、なかなかいいところだった。
 風呂上りには食堂で夕食。値段もお手ごろで、満足できる。


 天気にも恵まれ、なかなかの休日を過ごすことができた。
 明日は何をしようかな。



【写真1】俵山交流館『萌の里』


【写真2】コスモス畑


【写真3】接写


【写真4】揺ヶ池神社


【写真5】揺ヶ池(お池さん)

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