南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 



のち

 私は、災害時などに熊本市消防局が発信する『熊本市災害情報メール』を登録している。

 このメールは、気象情報(警報・注意報など)や災害情報(地震の震度など)、消防情報(消防車の出動など)を逐一知らせてくれるのでとても重宝している。
 特に外出時に消防車のサイレンが聞こえてくると、「まさか、ウチじゃないよね?」「あれ、ガスレンジの元栓締めてきたっけ?」とか、つい余計な心配をしてしまうが、消防車のおおよその出動先(○丁目まで)が分かるので、「ウチじゃなかった…」と安心できるのである(自分さえよければいいと言っている訳ではありません…)。

 そんな有益な情報がたっぷり詰まっているので、熊本市に住んでいる人ならば是非登録した方がよいと思う(他都市にも同様のサービスはあると思うけど)。まあ、夜中でも平気でじゃんじゃんメールが来るので、着信音が気になって眠れないという方にはオススメできないかも知れないが。


 しかし、今日は朝から変な災害情報メールばかりが届いたのだ。
 「○○町で電線から火花が出ているという通報があり消防車が出動しています」という内容が、ジャンジャン届きだした。同様のことが市内の至る所でほぼ同時に起こったのだ。その数、約10通…。
 これは異常事態か? 愉快犯が移動しながら電線を切り刻んでいるんだろうか?

 よくよく調べると、この現象は、何も熊本市に限ったことではなく、西日本の広い範囲で起こっていたのだ。
 何と、先日の台風並みの暴風の日に、海水の塩分を含んだ黄砂などが電線を傷め、そこに今日の雨が降ってショートを起こして火花が散ったようだ。
 県外ではそれが原因で大停電が起こった地域もあったらしい。


 うーん、不思議な現象だ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )