南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 自民党総裁選が今月末に迫る中、古賀元幹事長は、谷垣総裁が総裁選に出馬しても支持しないことを表明した。
 谷垣さんは古賀派出身。身内からのまさかの裏切りに、谷垣さんの心中はいかばかりだろうか…。

 自民党が野党に落ちて、苦しいときに、まさに捨石となる覚悟で自民党総裁となった谷垣さん。まさに押し付けられた形だ。
 パッとしないなど言われ続け、党内から離党者が相次ぎ、「みんなの党」「たちあがれ日本」「新党改革」などの結党を許してしまった。
 しかし、野党第一党として民主党に相対し、鳩山首相、菅首相を辞任に追い込み、小沢派の謀反を誘い、いま今度は野田内閣を解散させようとしている。これほどの功績があろうか!

 それなのに、あともう少しで自民党が与党に返り咲き出来るかも知れないこの時期になって、何で谷垣さんにこう冷たく当たる必要があるのか。ちょっと風が変わったら、谷垣さんの首を挿げ替えないといけないのか。
 これじゃ、菅首相、野田首相の言うことを聞かない民主党のその他の面々とやってることが変わらないではないか。


 自民党も民主党も、もう、義理も人情も何もないただの烏合の衆と化してしまったのか。
 こんな政治を見せられて、国民の誰が喜ぶというのか。東日本大震災の被害者をこれ以上落胆させて何が楽しいのだ。

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