絵本原画、素朴な筆致で 京都の専門店、編集者のトークショーも

2017-04-30 16:28:10 | 会 party
 JR向日町駅前の絵本・児童書専門店「ワンダーランド」(京都府向日市寺戸町)は24日、数多くの絵本制作に関わる編集者松田素子さんにちなんだ絵本の原画やパネル計約20点の展示を始めた。5月13日午後1時半から本人のトークショーも催す。

 同店では年1回、絵本の奥深い世界を伝えようと、作家などを招いたイベントを企画。松田さんは、荒井良二氏や長谷川義史氏など著名作家による絵本の編集を手がけている。

 会場には、シリーズ刊行されている「こそあどの森の物語」の原画が並ぶ。登場人物や舞台の森を素朴な筆致で描いている。松田さんが文を書いた、生命の進化を表現する「ながいながい骨の旅」もパネルで紹介する。

 トークショーでは松田さんが、編集を担った絵本作家たちの人となりや絵本作りにかける思いを語る。オーナーの長谷川みゆきさん(60)は「絵本の作り手と読者をつなげ、作品の面白みを深く分かち合いたい」と話す。

 観覧無料。トークショーは要予約(先着約25人、1500円)。申し込みは同店TEL(931)4031。

【 2017年04月25日 10時03分 】


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